柳が崎湖畔公園

柳が崎湖畔公園は、琵琶湖に突き出す半島状の地形と松・柳の並木がつくる端正な水際が魅力。朝の無風時は湖面が鏡となり、桟橋や係留ロープ、石積み護岸を前景に置けば画が締まります。夕暮れは対岸の灯りと水面の光条が美しく、PLで反射を調整、NDでさざ波を整えると穏やかなトーンに。水鳥やヨットの点景も効果的です。冬は比良の稜線がくっきり抜け、日の出直後は薄桃色のグラデーションが湖面に落ちます。半島先端の突堤や灯台、並木の影を前景に、三脚で水平を丁寧に。水位や風で表情が変わるので、再訪して引き出しを増やすのが正解です。