石山寺本堂

石山寺本堂は、巨大な硅灰石の岩盤上に建つ独特の姿と、多層的に重なる屋根が魅力。広角で岩と堂を一体として捉えると“岩に張り付く寺”の迫力がよく出ます。境内の高台から見下ろせば、塔や多宝塔、本堂が立体的に重なり、遠くの瀬田川や街並みも背景に。桜・もみじ・梅と花の季節が多く、いずれも前景に絡めやすい。雨上がりは岩と木が黒く締まり、夕景は本堂の灯りと空のグラデーションが溶け合って幻想的なカットが狙えます。　三脚が使えない場面も多いので、ISOを少し上げつつ、構図を決めてから落ち着いて数カット押さえると、旅の記録と作品カットの両方が揃えやすくなります。