木下磨崖仏

豊後大野の林道脇、南面した岸壁に横長の龕を彫り込んだ木下磨崖仏。幅約5.6m・高さ約1.1mの空間に、比丘形6体、如来形2体、菩薩形2体の計10体が肉厚に浮き出し、苔と陰影で表情が変わります。曇天は石の階調が粘り、雨上がりは溝に水が溜まって立体感が倍増。広角で龕全体を押さえ、望遠で顔立ちや衣文、欠けた縁を丁寧に。朝夕の斜光が入ると彫りがくっきり読み取れます。周辺の緑を少し入れて“山里の仏”として撮ると、静けさまで写せるスポットです。宝篋印塔の刻銘から南北朝期頃の作と推測され、歴史好きの心もくすぐります。足場は暗めなので手ブレ対策は必須。静音で、息を止めるくらいの気持ちで一枚。

スポット情報

住所

〒879-6407 大分県豊後大野市大野町十時

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