【リーク】SONY 100-400mm f/4 GM IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】SONY 100-400mm f/4 GM IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

100-400mmの新作 “F4通し” GM II が来る、そんな有力リーク情報が浮上しました。この記事では公開情報を軸に、発売時期の目安、価格レンジの妥当性、想定スペック、初代100-400GMや他社ズームとの現実的な比較まで、事実と予想を分けて整理していきます。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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有力筋が「100-400mm F4 GM II」「100-400mm G(可変)」「F2超広角ズーム」の3本の登場を明記

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F4通しで望遠端が約1段明るくなる想定(初代比)。価格は30〜45万円相当の可能性。

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重量増は避けにくいが、素材・設計で抑制される余地あり。

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軽量な「100-400mm G(可変)」と二本立てになる構図見込み。

リークの核心:何が“確からしい”のか

海外の主要リークサイトで、「SONY 100-400mm f/4 GM II」「可変絞りの100-400mm G」「F2通しの超広角ズーム」の3本が近く発表されると報じられています。Photo Rumors(2025年10月27日付)は「今後数ヶ月のうち(upcoming months)」と表現し、100-400mm F4 GM IIを現行100-400GMの実質的後継と位置付けました。

同時に取り上げられた他2本のレンズ詳細情報はこちら

信頼性の根拠と注意点

情報の起点はPhoto Rumorsの当該記事に加えSony Alpha Rumorsも同趣旨のポストを掲載しています。内容は「100-400mm F4 GM」「100-400mm G(軽量・可変)」「F2超広角ズーム」の3本を列挙するものです。いずれもメーカー公式発表ではないため、名称・時期・価格は確定情報ではありません。

一方、100-400mm帯の後継需要自体は合理的です。現行FE 100-400mm GMは2017年の登場で、ボディ側AF・被写体認識の進化に合わせた更新余地はあります。ただし“F4通し”は設計難度とコスト上昇が避けにくく、重量・価格の上振れ可能性を織り込んだ読みが必要です。

想定スペック:事実と推測の仕切り線

「F4通し・Eマウント・OSS搭載・GM II世代のAF/絞り設計」がリーク情報の中心です。初代 SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM) の公式仕様は以下の通りです。

項目

内容

レンズ構成

16群22枚(スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ2枚)

開放絞り値

可変F4.5–5.6

絞り羽根

9枚(円形絞り)

最小絞り値

F32–40

駆動方式

ダブルリニアモーター+DDSSM(ダイレクトドライブSSM)

最短撮影距離

0.98m

最大撮影倍率

0.35倍

フィルター径

77mm

質量

約1,395g

GM II世代のトレンドからは、XDリニア複数基・11枚羽根・クリック切替可能な絞りリングといった“望まれる仕様”が想定されますが、これらはあくまで予想であり確定扱いはできません。

“確からしい”項目の整理

焦点域100-400mmとF4通しはリーク本文の核。同時に100-400mm G(可変・軽量)への言及が並走しており、ライン二段構えの可能性が予想されます。OSS(レンズ内手ブレ補正)は超望遠ズームで一般的であり、採用見込みは高いものの、正式数値や方式は発表待ちです。

AF駆動・羽根枚数・絞りリングの有無など、細部は“GM II共通の傾向”からの推測域です。正式仕様はメーカー公表を待って評価すべきです。

初代100-400GMとの要点比較(明るさ・AF・操作)

初代FE 100-400mm GMは上記の通りF4.5-5.6可変、16群22枚、最短0.98m、9枚羽根、重量1395g、フィルター径77mm、販売価格は400,400円(税込)です。1.4x/2.0xテレコン対応で最大800mm相当まで拡張可能です。もしGM IIがF4通しであれば、望遠端で約1段の余裕が生まれ、薄明や屋内スポーツでのシャッター選択に効くと考えられます。

明るさの差が生む実戦的リターン

望遠端F5.6→F4なら、理論上はISOを半分に抑えられます。同一ISOならシャッターを1段速められるため、飛翔体やモータースポーツで歩留まり改善の余地が生まれます。被写界深度もわずかに浅くなり、被写体の分離が得やすくなります。

一方で前玉大型化はほぼ必至です。携行性やバランス面の対策として、一脚・脚座運用・プレート位置の最適化など、運用設計での補完が重要になります。

重量・サイズの見通しと取り回し

可変からF4通し化すれば、光学的には質量と前玉径の増加が見込まれます。参考までに、初代FE 100-400GMは約1395g、ニコンZ 100-400は約1355g(脚座除く)、キヤノンRF 100-500は約1365g(脚座除く)です。F4通し化したGM IIが1.6〜1.8kg級になる可能性は否定できず、装備全体の再設計が現実的な検討事項になります。

現実的な“軽さ対策”

長時間の手持ちを想定するなら、一脚やスリングの併用で負担を低減できます。フィルター径が77mmから82mm以上に拡大する場合に備え、フィルター更新コストも見積もっておくと後悔がありません。

バッグは高さに余裕のある縦型が出し入れしやすく、車移動ではフード逆付けのまま引き出せる仕切り設計が効率的です。雲台はビデオ雲台系のカウンターウエイトで重心補正すると快適になります。

価格レンジと買い時の判断軸

初代100-400GMの販売価格は400,400円(税込)。ニコンZ 100-400のは385,000円(税込)、キヤノンRF 100-500は415,800円(税込)です。GM II(F4通し)では明るさ分の上振れが見込まれるため、概ね40〜45万円相当前後を想定しておくのが妥当でしょう。

“今ある装備”との住み分け

200-600mm Gを所有していれば、GM IIは「明るさ優先の決戦ズーム」として性格が分かれます。70-200mm+2.0xテレコンで400mmを賄っている場合は、AF・コントラスト・ワーキングディスタンスの項目で実写比較して判断しましょう。

フィルターや脚座の更新費まで含めた総コスト、下取りのタイミング、入手待ち期間中の代替装備など、資金計画と運用設計を並行で詰めるのがおすすめです。

AF・手ブレ補正・動画適性をどう読むか

GM II世代ではXDリニアモーター採用やブリージング抑制、クリック解除付き絞りリングなどの傾向が見られますが、100-400mm F4 GM IIに同様の仕様が採用されるかは未確定です。初代はダブルリニアモーター+DDSSMで、OSSを内蔵しています。

実用面での期待と留意

AFは被写体認識の進化と組み合わさることで、飛翔体やモータースポーツの歩留まり向上が期待できます。OSSは流し撮り対応モードやボディ側IBISとの協調最適化により、安定性が高まる可能性があります。

一方で、F4通しによる重量・前玉径の増加はジンバル運用を難しくします。プレート長やカウンターバランスの確保、外伸式であればトルク変化の影響など、実機確認が必要です。

テレコン運用:射程とAFの“現実”

初代FE 100-400GMは1.4x/2.0xテレコンに対応しています。仮にF4通しのGM IIも同等対応であれば、1.4xで560mm F5.6、2.0xで800mm F8という構成が見込めます。F8測距への各ボディの対応状況は、発売後に仕様表で必ず確認しましょう。

画質・歩留まりの見極め方

2.0xは解像ピークが落ちやすく、陽炎や空気層の影響が強まります。高シャッター・ISOの許容を前提に、被写体までの距離を詰める撮り方が安定します。1.4xは常用性が高く、AF追従の破綻が少ない傾向です。

テレ端運用が多いなら、一脚+プリフォーカスで“構え直し時間”を短縮するのが有効です。

100-400mm G(可変絞り)との選び分け

同レンジで“軽量・可変絞りの100-400mm G”が併走すると見られます。プロ/ハイアマはGM II、機動性・価格重視ならGという二段構えが想定されます。近年の可変100-400/100-500は1.3kg台が標準で、携行性の差は明確です。

判断軸は“明るさ”か“総合機動力”か

暗所・夕まずめ・屋内スポーツならF4通しの価値は大きい一方、日中の野鳥・航空ショー中心なら軽量の恩恵が勝りやすいでしょう。ボディ更新や防塵防滴アクセの費用も含めた総予算で最適解を探るのが現実的です。

在庫・納期の変動リスクも考慮し、必要時期に間に合う選択を優先するのが安全です。

被写体別“F4通し”の効きどころ

野鳥、モータースポーツ、ナイトゲーム、舞台撮影など、速いシャッターと低ISOが求められる現場でF4通しは効果的です。背景の整理がしやすい点も実利です。

野鳥・航空祭

薄明時間帯のシャッター確保が歩留まりを左右します。F4ならISOを一段下げられる局面が増え、解像のピークを引き出しやすくなります。

AF-Cの感度・速度パラメータを環境に合わせて最適化し、背景がうるさい場面では距離リミッターの活用で再捕捉を安定させましょう。

他社100-400/100-500の実測を踏まえたベンチマーク

レンズ

重量(脚座除く)

最短撮影距離

手ブレ補正

フィルター径

絞り羽根

NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

約1355g

0.75m

5.5段(公称VR)

77mm

9枚

Canon RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

約1365g

0.9m(参考)

最大5段(ボディ連携で最大6段・参考)

77mm

9枚

いずれも可変絞り。GM IIは明るさ優先で重量・価格の上振れと引き換えに、低照度・動体での優位を狙う戦略になると整理できます。

比較で見える“勝ち筋”

軽さはニコン、レンジはキヤノン、(製品化される場合は)明るさはソニーという住み分けが見通せます。AF/補正の総合点はボディ依存も大きく、実戦では「手元ボディでの歩留まり」を指標にすると判断がぶれにくくなります。

価格はニコンが385,000円(税込)、キヤノンが415,800円(税込)、GM IIは40〜45万円と予想され、販売価格には差はつかない見込みです。

予約・入手戦略:初回ロットを逃さない

ソニーの新製品は「発表=予約開始」となることが多く、人気の望遠は初回ロットが薄い傾向です。リーク情報では「今後数ヶ月のうち」と記されており、確定日付は公式待ちです。

タイミングの最適化

撮影予定と納期リスクを秤にかけ、自分の必要なタイミングに間に合うか、代替装備で繋ぐかを判断しましょう。

同時に噂される100-400mm G(可変)が先行する可能性もあり、用途によっては「先に軽量側を手当て」する判断も現実解です。

まとめ

100-400mm F4 GM IIのリーク情報は「F4通し+後継」を示しています。実現すれば初代比で望遠端約1段の明るさ向上が見込まれ、薄明・屋内・動体での自由度が増します。価格は40万円前後、重量は1.6〜1.8kg級の可能性を織り込みつつ、装備と運用の設計でメリットを最大化しましょう。


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