第１なぎさ公園の菜の花畑

第１なぎさ公園の菜の花畑は、琵琶湖と比良山系、黄色い菜の花のじゅうたんが一度に収まる、冬から早春の定番ロケーションです。残雪をいただいた山並みと、湖岸の青、手前の菜の花のビビッドな黄色が三層構造をつくるので、広角で空を大きく入れるだけで絵はがきのような一枚に。低い位置から菜の花越しに山を狙うと奥行きが生まれ、人物を小さく入れるとスケール感もプラスできます。朝焼けや夕焼けと組み合わせれば、空のグラデーションが加わり、さらにドラマチックな風景写真になります。風の強い日は花が揺れるので、シャッタースピードを変えて静と動の両方を撮り比べると面白いです。