原尻の滝

豊後大野市緒方町の原尻の滝は、幅120m・落差20mの半円形滝が田園地帯に突如現れる“東洋のナイアガラ”。上流に架かる吊り橋からは滝全景と雄大な水煙を真俯瞰で撮影でき、河川敷からは虹をまとった飛沫と草花をローアングルで狙える。春には菜の花と桜、夏は新緑と大水量、秋は紅葉と収穫後の稲穂、冬は氷瀑の造形と一年を通じて被写体が豊富。夜間ライトアップや夏の花火大会時はスローシャッターで光跡と滝の流れを重ねる作品も可能。近隣の沈堕の滝や原尻道の駅と組み合わせれば、滝と郷土文化を満喫する撮影旅になる。駐車場から徒歩すぐで機材搬入も楽々。