Canon EOS R7 Mark II リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約ガイド完全版





APS‑C最上位として人気のEOS R7に、待望の後継機「EOS R7 Mark II」登場の噂が熱を帯びています。4000万画素センサーや機械式シャッター廃止など、聞くだけでワクワクする情報が飛び交う一方で、発売時期や価格は依然ベールの中。この記事では信頼度の高い海外フォーラムとリークを精査し、期待と現実の落としどころを徹底考察します。
この記事のサマリー
4000万画素 × 8K─APS‑Cの限界を押し上げる新センサーで、静止画も動画も高解像度を狙うキヤノンの真意を徹底検証。
メカシャッター廃止&40 fps電子連写がもたらす利点・弱点を、スポーツ・野鳥ユーザーの実例とともに解説。
R5 II譲りの新ボディで操作性が劇的向上。縦グリ対応やアクセサリー互換が動画勢のハートを射抜く。
放熱設計+CFexpress Type B採用で8K連続撮影を可能にする一方、メディアコストと運用方法をリアルに試算。
発売時期は2025年Q3〜Q4、価格は30〜35万円と予測。キャッシュバック&下取り施策まで見据えた“賢い予約戦略”を指南。
最新リークで見えてきたEOS R7 Mark IIの全体像

現行R7の3250万画素から一気に4000万画素へ――デジカメinfoやCanon Rumorsが共通して報じた数字は、単なる高画素化にとどまらず8K動画収録と高解像度静止画を両立させる布石と見られます。APS‑Cで8Kを処理するには読み出し速度が鍵となり、積層もしくは裏面照射センサー採用の可能性が高まります。
センサー更新で高感度はどう変わる?
画素ピッチが小さくなると暗所性能が落ちる懸念がありますが、最新回路とノイズ処理アルゴリズムでISO51200常用を目指すという情報も。同じ4000万画素の富士フイルムX‑H2が実用性を示したことから、キヤノンも十分実現可能でしょう。連写時のデータ量増大はCFexpress Type Bスロット追加でカバーすると噂されています。
一方でローリングシャッター歪みを抑える読み出し速度が確保できるかは不透明です。スポーツ撮影メインのユーザーは、後述する電子シャッターフレーム歪みに注意が必要かもしれません。
APS‑C×8K、実用性の落とし穴
8K60p収録が可能というリークもありますが、放熱とデータ書き込み速度の壁が待っています。アクティブクーリング搭載の可能性が浮上したことで連続撮影時間は延びるものの、三脚運用や外部給電が前提となるケースも想定されます。趣味撮影なら6Kオーバーサンプリング4Kに落とし、編集負荷を抑える使い方が現実的でしょう。
ボディデザインと操作性の変化点

複数のリークが示す共通項は「サイズアップ+R5IIに近いレイアウト」。高さの足りなかった現行R7のグリップが深くなり、縦位置バッテリーグリップ対応も視野に入っているようです。操作系一新により物理ボタン増加とAFマルチコントローラー大型化が期待できます。
R5IIアクセサリーとの互換
冷却グリップやHDMIストリーミングアダプターなど、上位モデル向け周辺機器が共通で使えるなら動画勢に朗報。一方でボディ単体価格は上がる見込みのため、予算計画には余裕を持ちたいところです。
マウント面は防塵防滴ゴムシーリングが追加されるとの情報も。過酷な野鳥撮影でR7の耐候性不足を感じていたユーザーには朗報ですが、重量増とのトレードオフになります。
EVFと背面モニターのアップデート
OLED 576万ドットEVFと約210万ドットバリアングル液晶への刷新が囁かれています。特にEVFは120fps駆動でブラックアウトフリーを実現する可能性が高く、電子シャッター化と相まって「撮影感覚のスマホ化」が進みそうです。動画のフレーミング精度を高める意味でも歓迎されるアップグレードでしょう。
AF・連写性能の進化とメカレス化の可能性

Canon Rumorsは「40fps eシャッター・機械式シャッター廃止」を強調。Z9/Z8路線を踏襲する形で、耐久性・コスト両面のメリットが語られています。フラッシュ同調やLED照明使用時のバンド対策としては、グローバルシャッター採用が鍵を握ります。
メリット
- 耐久性&連写速度アップ
- 音も振動もゼロで野鳥が逃げない
デメリット:
- フラッシュ同調やLEDバンド問題
ここで囁かれるのがグローバルシャッター。もし搭載なら、キヤノン史上最大のサプライズ!
被写体検出アルゴリズムの世代交代
DIGIC X+世代とされる新プロセッサは、人物・動物に加え「インセクト」や「鉄道」などマニアックなモード拡充が噂されています。α6700が昆虫AFで話題をさらっただけに、キヤノンも差別化を急ぐ形です。実戦ではAF‑ONレスポンスの向上が連写歩留まりに直結するため、ローリング歪みよりこちらを重視するユーザーも多いでしょう。
連写バッファとメディア構成
RAW+JPEGで120枚以上確保とする情報が複数筋から届いています。CFexpress Type B+UHS‑II SDのデュアル構成なら、遠征先でSDカード不足に陥っても保険が効く安心感があります。ただしType Bメディアは高価。発売前に128 GBクラスの価格動向もチェックしておきましょう。
動画機能&放熱設計:8K時代のAPS‑Cをどう支えるか

高画素APS‑C×8Kの組み合わせは熱との闘い。リークでは「アクティブクーリング+R5 II系循環気流設計」が語られています。これが事実なら連続録画は8K30pで25分前後、4K120pで45分以上を狙える計算です。8K60p が本当に来たら、まず敵は熱と容量。
・アクティブクーリング: R5 II 系の循環気流を踏襲し、8K30p で 25 分連続撮影を狙う
・CFexpress Type B: RAW Light 12bit で 1 分あたり約 6 GB! SSD 外付けも現実路線
「カード高っ!」と叫ぶ前に、セールやキャッシュバックのタイミングを狙い撃ちしましょう。
C‑Log 3と12bit Cinema RAW Light
階調耐性を重視したC‑Log 3は当然として、Cinema RAW Light 12bitをAPS‑Cで実装すれば編集耐性は一気にプロ領域へ。ただしデータは爆増し、1分で約6 GBの試算も。外部SSD記録が事実上必須になります。
Vlogユーザーへの配慮
フルサイズでは重量がネックというVloggerにとって、軽量APS‑C+前面可動液晶+マイク入力2系統は魅力的。電子ISオンで歩き撮りテストを行った場合、現行R7比で約30%の揺れ低減という数値がリーク資料で散見されました。手持ち挑戦派には大きなアドバンテージです。
価格帯・発売時期予想と購入戦略

複数メディアは「2025年第3〜4四半期」「ボディ単体30〜35万円」のラインを提示しています。X‑H2と競合する価格帯であり、機能差とレンズ資産の天秤が購入判断の決め手です。
- 発売時期: 2025 年 Q3(7-9月)〜Q4(10-12月)が最有力
- 予想価格: ボディ単体 30〜35 万円(税込)
💡予約のコツ
- 発表直後にレンズキット+キャッシュバックで実質値引きを狙う
- 冬ボーナス期の大型キャンペーンまで待ち差額で CFexpress を購入
- 旧R7は公式発表前に下取りへ出すと高値安定しやすい
迷ったら――「発売日に触って心が震えたら買い」。これが機材沼の黄金律です。
キャッシュバック&キット戦略
キヤノンは新製品投入直後に少額のキャッシュバックを行い、半年後に大型キャンペーンを打つ傾向があります。発売日に飛びつくならレンズキット同時購入で実質値引きを狙い、待てるなら冬ボーナス期の販促を待つのも手。RF‑Sレンズのラインアップ拡充が間に合うかも注目です。
旧モデル下取りの好機
R7中古価格はすでに20万円前後。Mark II発表直後は一時的に下落し、その後需要で戻るケースが多いため、乗り換え予定なら公式発表前に動くのがセオリー。下取りアップキャンペーンが同時開催されればベストタイミングになります。
競合機との比較で見えるポジショニング

同クラスにはソニーα6700、富士フイルムX‑H2、ニコンZ50 II(仮)が控えます。スペック勝負だけでなく、レンズ資産やブランドイメージも選択理由になるため、各項目で優位点を整理しました。
機種 | 画素数 | 連写 | 動画 | AF 特徴 |
---|---|---|---|---|
2,600万 | 11 fps | 4K120p | 昆虫・列車検出 | |
4,000万 | 20 fps | 8K30p / ProRes | 被写体豊富 | |
Z50 II(仮) | 未発表 | ? | 6K? | ? |
R7 Mark II | 4,000万 | 40 fps* | 8K60p* | インセクト AF 他* |
*リーク情報ベースの暫定値
スペックだけでなくレンズ資産とブランド信頼で総合判断を!
高速連写とAFの差
α6700のAFは昆虫や列車認識で先行しますが、電子シャッター40fpsが真実ならR7 IIが連写トップになる可能性大。被写体検出のアップデート次第ではスポーツ・野鳥分野で主導権を握れます。
動画クリエイター視点
X‑H2は内部ProResを誇りますが、C‑RAW Light12bitが実装されればカラーグレーディング耐性で互角以上。ニコンZ50 IIが10bitに留まるなら、APS‑C動画機としてR7 IIが一歩抜け出す構図です。
まとめ
EOS R7 Mark IIは4000万画素×8Kというハイエンド仕様をAPS‑Cに持ち込みつつ、R5II級の操作系とメカレス設計で次世代機の橋渡しを担う存在になりそうです。価格は上がるものの、連写・動画・携帯性の三拍子が揃えば投資価値は十分。発売に向けて旧機種の下取りやCFexpressメディアの準備を進めつつ、公式アナウンスに備えましょう。噂を追う時間もまた機材選びの醍醐味です。期待と冷静さのバランスを保ちつつ、最高の一台を迎えに行きましょう。
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