穴吹川

穴吹川は「四国一の清流」とも呼ばれる透明度の高い川で、エメラルドグリーンの深い淵と白く砕ける瀬のコントラストが美しい渓流です。広角で河原と空、山並みを大きく入れれば水の色と空の青さが響き合う開放感のある一枚に。中望遠で水面すれすれから狙うと、揺らぐ反射と石のテクスチャーだけで抽象的な写真にもなります。夏は川遊びや飛び込みの瞬間を高速シャッターで切り取り、春秋は静かな淵をスローシャッターで滑らかに描くと季節感が出ます。偏光フィルターを使えば水の色が一段と際立つので、水位や光の向きを確認しつつ、その日ベストな区間に絞って効率よく撮影を組み立てたいポイントです。