箸蔵寺

箸蔵寺は、ロープウェイで上がる山上の伽藍と眺望が強い、徳島らしい“空と寺”の撮影地。広角で本堂と空を大きく、望遠で屋根の反りや彫刻、雲間の光を圧縮するとドラマが出ます。朝は雲海や霧のチャンス、夕方は逆光シルエットが決まり、青い時間は灯りがあればしっとり。新緑は爽快、秋は紅葉が差し色、冬は薄雪で輪郭が研ぎ澄まされる。風が強い日は高速で揺れ対策、NDで雲を少し流すと“動く空と動かない伽藍”が写ります。人物を小さく入れてスケールを伝え、階段や回廊の線を真っすぐ整えると作品度が上がります。納札やお守りの色を一点入れると画面が締まり、ロープウェイ駅からのアプローチも導線として使えます。