キリシタン殉教記念公園

キリシタン殉教記念公園は、日本庭園風に整えられた緑の中に殉教記念碑や説明板が点在し、豊後国のキリシタン史を静かに伝える公園です。石碑と芝生、背後の雑木林を組み合わせると、祈りの時間を切り取ったような写真に。春は新緑、梅雨時は濡れた石と苔、秋は紅葉、冬は柔らかな逆光に浮かぶシルエットが被写体です。広角で園路を導線に碑へ視線を誘導したり、望遠で碑文や十字架に寄って陰影を強調したりと、静謐さをどう写すかを意識して構図を組むと表現の幅が広がります。