深耶馬溪

大分県中津市の深耶馬溪は、一目八景に代表される奇岩と断崖、渓流が織りなす景観で知られる紅葉の名所です。秋には谷を埋め尽くすモミジやカエデが燃えるような赤や橙に色づき、岩肌とのコントラストが抜群。県道沿いの「ひさしもみじ」は紅葉のトンネルとなり、車道越しに見上げる構図や、歩道から見下ろす構図などバリエーション豊富です。一目八景展望台からは、屹立する岩峰と渓谷を俯瞰でき、望遠で圧縮すると画面全体が色と形のパッチワークに。曇天や小雨の日は彩度が増し、水面や岩の質感も引き立つため、天候を問わず通いたくなる撮影フィールドです。