関門海峡

本州下関と九州門司を隔てる幅約700mの関門海峡は、大型貨物船から観光帆船まで多彩な船舶が行き交う海の大動脈。門司港レトロの赤煉瓦と対岸の下関夜景を同時に収めれば、近代建築とネオンが織り成す光の絨毯が浮かぶ。夕方には関門橋が黄金色、ブルーアワー後はライトアップが始まり、長秒露光で車の光跡を絡めるとドラマチック。大潮時は渦潮、早朝は霧に包まれた幽玄の海峡など時間帯ごとに全く違う表情を見せ、撮影意欲を刺激する。