鶴ケ原の池

鶴ケ原の池は、草原の広がる台地にぽつんとたたずむ小さな池で、冬には渡り鳥が羽を休め、朝夕には水面が淡く色づく穏やかな場所です。周囲には低い草と灌木が広がり、広角で池と草原、空を大きく入れれば、開放感たっぷりの一枚に。中望遠で水面の反射や群れで飛ぶ鳥、一本木のシルエットを切り取れば、名前の通り鶴を連想させる優雅なカットが狙えます。曇天や霧の日は彩度を抑えたローキーでまとめると、静かな高原の午後のようなトーンに。双眼鏡と望遠レンズを携えて、バードウォッチと撮影をセットで楽しみたい池です。季節と時間帯を変えて通えば、同じ池でも光と風でまったく違う表情を見せてくれます。