滝宮天満宮

菅原道真公を祀る学問の神社で、石鳥居をくぐると緑陰に包まれた参道の先に白壁と檜皮葺の社殿が現れる。合格絵馬や梅の紋入りの朱印が人気で、早春には約600本の梅が境内を彩り甘い香りに包まれる。6月の“うそ替え神事”、夏の風鈴、秋の紅葉、冬の初詣と一年を通じてフォトジェニックな行事が続き、夜間ライトアップ時は石段や灯籠が幽玄の世界に変わる。水面を活かした手水舎リフレクションや灯籠越しの社殿など多彩な構図が楽しめ、望遠での切り取りも映える。参道脇のうどん屋で名物を味わうカットも旅情を高める。季節限定御朱印もコレクション欲をくすぐる。