葛城一言主神社

『一言の願いを叶える神』として古代から信仰を集める葛城の古社。推定樹齢1200年の乳イチョウは幹から垂れ下がる気根が独特で、紅葉シーズンは黄葉のシャワーが境内を黄金に染める。春は鳥居越しに薄桃のヤマザクラ、夏は濃緑と石灯籠の陰影、冬至前後には西日が本殿を橙に包み、昼夜で表情が激変。社務所前の鏡池では逆さ社殿や紅葉の映り込みが狙え、雨上がりには落葉の水玉が玉ボケを作る。石畳は苔の緑が乗っており、ローアングルで撮ると奥行きが強調される。周囲は光害が少なく星景も撮影可能。