橿原神宮

初代神武天皇を祀る橿原神宮は檜皮葺きの本殿と広大な外拝殿が森に抱かれ、早朝の柔光が玉砂利に反射して荘厳な雰囲気を演出。春は約3,000本の深紅ツツジ、梅雨の花菖蒲園、秋の銀杏並木、冬の雪景色と多彩な彩りが参拝路を彩る。大和三山を背景に舞う夕焼けは絵画的で、望遠で山稜の稜線を切り取ると太陽円盤との重なりが映える。正月の初詣では参拝者の行列と巨大な国旗をスローシャッターで流すと動線が際立ち、宝物館横の池では水鏡リフレクションが撮影可能。夜は灯籠と石段が間接照明となり、三脚利用で厳かな光芒を写し込める。