音無井路十二号円形分水

音無井路十二号円形分水は、水が円形に分かれて流れる幾何学が魅力の水利施設。上からは同心円のライン、横からは水面の反射と段差の質感が撮りどころになる。風のない朝は水紋が整い、NDで長秒にすると滑らかな流れが“線”として写る。新緑は水と緑のコントラスト、秋は落ち葉が水面に点景になって絵になる。広角で全体の造形→マクロで苔や水滴、と撮り分けると記事も締まる。晴天は反射が強いのでPLで調整し、露出は白飛びしやすい水面を基準に少し控えめがコツ。夕方の斜光も面の立体感が出ておすすめ。冬は水量が穏やかな日が多く、形がよりクリアに狙える。