山川谷のカツラの撮影スポット情報
山川谷のカツラは、琴浦町の三本杉橋から山川谷を約3kmさかのぼった谷底に立つ、4本株立ちの巨木で、町指定天然記念物です。周囲を急斜面の広葉樹林と渓流に囲まれ、苔むした根元から無数の幹が立ち上がる姿は、谷そのものが一本の木に変じたかのよう。広角で谷底から仰げば、幹の放射状のラインと頭上の空が強い遠近感を生みます。少し離れて沢と一緒に入れると、水音まで聞こえてきそうな一枚になります。木の奥にはタタラ跡も残り、かつて鉄を打った人々の信仰の対象だったともいわれます。霧や小雨の日には背景が整理され、幹のうねりや苔のディテールが浮かび上がるので、三脚を据えてじっくり長秒露光に挑戦したいスポットです。




