大島（大分県佐伯市）

大島（大分県佐伯市）は、鶴見半島先端の鶴御崎の北側に浮かぶ豊後水道の離島で、東側は太平洋の荒波が打ち付ける断崖絶壁、西側は小さな港と集落が抱かれた穏やかな入り江という対照的な表情が魅力です。島の高台からは、紺碧の海に突き出した岬や沖合いの岩礁、豊後水道を行き交う船を一望でき、広角でダイナミックな海景を収められます。港周辺では、アコウの巨木や漁具、小さな船を前景に入れることで、離島の日常を感じさせるドキュメンタリー的なカットも狙えます。朝夕の斜光が崖の陰影と波のきらめきを強調してくれるので、撮影はマジックアワーを中心に計画したい島です。