
カメラリュックに入れやすい小型カメラ10選!軽量ミラーレス・コンパクトを比較








せっかくカメラリュックを準備しても、カメラ本体が大きくて収納しにくかったり、機材が重くなって持ち歩く機会が減ってしまうという人も多いでしょう。とくに小型のカメラリュックや2気室タイプは、カメラを収納するスペースの高さや奥行きが限られるため、ボディやレンズのサイズ選びが重要です。この記事では、リュックへの収納だけでなく、ショルダーベルトにクリップやホルスターで固定して持ち歩く使い方も想定し、軽量ミラーレス、レンズ一体型コンパクト、タフネスカメラの中から、携行しやすさと画質を両立しやすい10機種を紹介します。
この記事のサマリー

カメラリュックに収納する場合は、ボディ単体ではなくレンズ装着時のサイズと総重量まで確認することが重要

ショルダーベルトに固定して歩く場合は、重量に加えてレンズやグリップの出っ張りも確認して選ぶ

小型・軽量なミラーレスを中心に、レンズ交換ができて旅行やVlogなど幅広い撮影に対応しやすいモデルを紹介

レンズ一体型コンパクトは、リュックの収納スペースを抑えながら、街歩きや旅行で手軽に持ち歩きたい人におすすめ

防水・耐衝撃性能を備えたタフネスコンパクトは、登山や雨天、海・川など水濡れが気になる場所で使いやすい
カメラリュックに入れるカメラの選び方

カメラリュックに入れて持ち歩くカメラを選ぶときは、①収納しやすいサイズと重量、②手ブレ補正やEVF(電子ビューファインダー)など撮影を支える機能、③バッテリー持ちやUSB充電・給電への対応、の3点を確認しましょう。
とくに小型リュックや2気室タイプは収納スペースが限られるため、カメラ本体だけでなく、装着するレンズを含めた大きさや重量を確認することが重要です。旅行や街歩きで長時間持ち歩く場合は、収納しやすさだけでなく、取り出しやすさや充電のしやすさまで含めて選ぶと使いやすくなります。
選び方1. 幅や高さだけでなく、厚みと重量も確認する
カメラリュックをより使いやすくするためには、本体の幅や高さだけでなく、奥行きとなる厚みや各部の出っ張りも確認することが重要です。深いグリップや大きく張り出したEVF(電子ビューファインダー)は、仕切りの配置によっては収納スペースを圧迫し、2気室リュックの下段に収まりにくくなることがあります。
また、ショルダーベルトにクリップやホルスターでカメラを固定して持ち歩く場合は、重量も気にする必要があります。とくにレンズ交換式カメラは、ボディ単体では軽くても、装着するレンズによって総重量や前後のバランスが大きく変わります。そのため、レンズ交換式はレンズ込みのサイズと重量、一体型カメラは本体の厚みやグリップの張り出しまで確認して選びましょう。
選び方2. 手ブレ補正とEVFの有無も収納性に関わる
ボディ内手ブレ補正(IBIS)は、夜の街歩きや薄暗い室内で手ブレを抑えやすくする機能です。シャッタースピードを遅くしても手持ちで撮影しやすくなるため、三脚を使わずに撮りたい場面で役立ちます。リュックからカメラを取り出して、そのまま手持ちで撮影することが多い人は、手ブレ補正の有無も確認しておきましょう。
一方、EVF(電子ビューファインダー)は、晴天時など背面モニターが見づらい場面でも構図を確認しやすいのがメリットです。ただし先述の通り、EVFを搭載したカメラはファインダー部分が上に張り出し、本体の高さが増えることがあります。収納スペースをできるだけ小さくしたい場合はEVF非搭載モデルも候補にし、その場合は背面モニターの明るさや可動方式を確認すると選びやすくなります。
選び方3. バッテリー持ちとUSB充電・給電への対応を確認する
小型カメラは本体サイズに合わせてバッテリーも小型化されていることがあり、旅行や登山など長時間の撮影では途中で充電が必要になる場合があります。予備バッテリーを持ち歩く方法もありますが、バッテリーや専用充電器が増えるほど、リュック内の収納スペースも必要になります。
そのため、USB充電に対応したカメラは、モバイルバッテリーなどを使って移動中や休憩中に充電しやすいのがメリットです。さらにUSB給電に対応していれば、外部電源から電力を供給しながら長時間撮影できる機種もあります。旅行で荷物を減らしたい場合は、バッテリー持ちに加えて、USB充電・給電への対応や専用充電器が必要かどうかも確認しておきましょう。
ミラーレス・レンズ一体型コンパクト・タフ機:リュックに入れやすいのはどれ?
カメラリュックに入れて持ち歩きやすいカメラは、大きく分けて「小型ミラーレス」「レンズ一体型コンパクト」「タフネスコンパクト」の3タイプがあります。それぞれ、レンズ交換の自由度、収納しやすさ、防水・耐衝撃性能などに強みがあります。
画質だけで選ぶのではなく、撮影場所や持ち歩く時間、カメラを取り出す頻度まで考えることが重要です。旅行や街歩きでは小型ミラーレスやレンズ一体型コンパクト、雨や水辺での撮影が多い場合はタフネスコンパクトが選びやすくなります。
タイプ | 特徴 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
小型ミラーレス | APS-Cやマイクロフォーサーズの小型ボディが中心。レンズ交換ができ、標準ズーム・単焦点・望遠など撮影内容に合わせて構成を変えられる | 旅行、街歩き、人物、風景、幅広い撮影 | 装着するレンズによって全体のサイズや重量が大きく変わる。2気室リュックに収納する場合は、レンズ装着時の全長やフード込みのサイズまで確認が必要 |
レンズ一体型コンパクト | レンズ一体型で収納時のサイズを把握しやすい。小型モデルならリュックの上段や小物スペースにも収めやすい | 街歩き、旅行、日常スナップ、荷物を減らしたい撮影 | 単焦点モデルは画角が固定される。ズームモデルは、センサーサイズやレンズ仕様によってミラーレスより大きな背景ボケを作りにくい場合がある |
タフネスコンパクト | 防水・耐衝撃性能を備えた機種が多く、雨や雪、水辺などでも使いやすい | 登山、海、川、雪山、アウトドア | センサーサイズが小さい機種が多く、暗所では大型センサー機よりノイズが目立ちやすい。暗所や画質を重視する場面では別のカメラとの使い分けも候補 |
カメラリュックに入るおすすめカメラの比較 早見表
製品名 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
ソニー VLOGCAM ZV-E10 II | APS-Cセンサーを搭載し、静止画・動画のAFに対応。USB PDによる充電・給電も利用できる。旅行先でVlogや動画を長時間撮影したい人に向く |
キヤノン EOS R50 | 約375gの軽量APS-Cミラーレス。高速連写に対応し、小型レンズと組み合わせれば2気室リュックにも収納しやすい |
ニコン Z30 | EVFを省いた低めのボディで、リュック内に収納しやすいAPS-Cミラーレス。旅行動画やVlog用の軽量カメラとして使いやすい |
パナソニック LUMIX DC-G100D | EVFを搭載しながら軽量なマイクロフォーサーズ機。小型レンズと組み合わせることで、機材全体をコンパクトにまとめやすい |
OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV | 約383gの軽量ボディに5軸手ブレ補正を搭載。小型レンズと組み合わせても手ブレ補正を使えるため、旅行や街歩きに向く |
RICOH GR IV | 約262gのボディにAPS-Cセンサーを搭載した高級コンパクト。リュックの上段や小物スペースにも収納しやすく、街歩きやスナップ撮影に向く |
Canon PowerShot G7 X Mark III | 24-100mm相当F1.8-2.8のズームレンズを搭載。広角から中望遠まで1台で対応でき、旅行用の小型カメラとして使いやすい |
FUJIFILM X-S20 | 写真と動画の両方に対応しやすいAPS-Cミラーレス。軽さだけを優先した機種ではないものの、手ブレ補正やバッテリー持ちも重視したい人に向く |
FUJIFILM X100VI | 35mm相当の単焦点レンズ、約4020万画素センサー、ボディ内手ブレ補正を搭載。街歩きや旅行で画質を重視したい人に向く |
OM SYSTEM Tough TG-7 | 防水・耐衝撃性能を備え、雨や雪、水辺でも使いやすいタフネスコンパクト。登山やアウトドア用のカメラとして持ち歩きやすい |
ソニー VLOGCAM ZV-E10 II|USB PD給電に対応した軽量APS-Cミラーレス

動画撮影を重視しつつ、カメラリュックに入れて持ち歩きやすいミラーレスを探しているなら、ZV-E10 IIは有力な候補です。APS-Cセンサーと約2600万画素の有効画素数を備えながら、USB Type-C端子からのUSB PD充電・給電に対応しています。旅行やVlogなど長時間撮影する場面でも、対応するモバイルバッテリーやUSB電源を活用しやすく、予備バッテリーだけに頼らない運用ができます。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | ソニー VLOGCAM ZV-E10 II |
発売日 | 2024年8月 |
センサーサイズ | APS-C |
有効画素数 | 約2600万画素 |
ISO感度 | ISO 100-32000(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/8,000〜30秒(電子シャッター) |
本体重量(バッテリー込み) | 約377g |
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撮影機材と周辺アクセサリーを分けて収納しやすい
2気室リュックでは、下段にカメラ本体と小型ズームレンズ、上段にマイクやケーブル、モバイルバッテリーなどを分けて収納できます。ZV-E10 IIはUSB給電に対応しているため、対応するモバイルバッテリーを持ち歩けば、長時間の動画撮影や移動中の電源確保に役立ちます。
また、静止画・動画のどちらでも位相差検出方式のAFを利用でき、人物や動きのある被写体にも対応しやすいのが特徴です。レンズ交換式なので、旅行では小型ズーム、街歩きでは軽量な単焦点レンズなど、撮影内容や荷物量に合わせて構成を変えられます。
ボディ内手ブレ補正とEVFは非搭載
ZV-E10 IIはボディ内手ブレ補正を搭載していないため、手持ち動画や暗い場所での撮影では、手ブレ補正付きレンズや電子式手ブレ補正を活用する必要があります。とくに補正機能のない軽量レンズを使う場合は、シャッタースピードやカメラの構え方にも注意が必要です。
また、EVF(電子ビューファインダー)を搭載していないため、日差しの強い屋外では背面モニターが見づらくなることがあります。晴天時の撮影が多い人は、モニターの角度を調整したり、画面への光を遮ったりしながら使うことを想定しておきましょう。
キヤノン EOS R50|軽量で持ち歩きやすいAPS-Cミラーレス

軽さと扱いやすさを重視しながら、APS-Cセンサーを搭載したミラーレスを選びたいなら、EOS R50は有力な候補です。バッテリーとメモリーカードを含めて約375gと軽く、小型レンズと組み合わせれば、2気室リュックの下段にも収納しやすくなります。旅行や街歩きで機材全体を軽くまとめたい人にも向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EOS R50 |
発売日 | 2023年3月 |
センサーサイズ | APS-C |
有効画素数 | 約2420万画素 |
ISO感度 | ISO 100-32000(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒(電子先幕)、1/8000〜30秒(電子) |
本体重量(バッテリー込み) | 約375g |
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高速連写で動く被写体も撮影しやすい
EOS R50は、電子先幕で最高約12コマ/秒、電子シャッターで最高約15コマ/秒の連写に対応しています。動きのある子どもや動物、イベントなど、撮り直しが難しい場面でも複数枚を連続して撮影しやすく、狙った瞬間を残しやすいのが特徴です。
また、バッテリーとメモリーカードを含めて約375gと軽いため、カメラリュックに入れても荷物全体の重量を抑えやすいのがメリットです。旅行や街歩きで長時間持ち歩く場合でも負担を増やしにくく、日常的に持ち出しやすいカメラとして使えます。
ボディ内手ブレ補正は非搭載
EOS R50はボディ内手ブレ補正を搭載していないため、暗い場所や望遠撮影では、手ブレ補正付きレンズを選ぶと撮影しやすくなります。小型・軽量レンズの中には手ブレ補正を搭載していない製品もあるため、レンズ選びではサイズや重量だけでなく、補正機能の有無も確認しておきましょう。
また、長時間の旅行や撮影ではバッテリー残量にも注意が必要です。予備バッテリーや充電用ケーブルをリュックに入れておけば、移動中や休憩中に電源を確保しやすくなります。旅行で使う場合は、カメラ本体だけでなく、予備電源を含めた持ち物まで考えておくと使いやすくなります。
ニコン Z30|EVF非搭載で高さを抑えた動画向けAPS-Cミラーレス

ニコン Z30は、EVF(電子ビューファインダー)を搭載しない小型設計で、カメラリュックの限られた収納スペースにも収めやすいAPS-Cミラーレスです。バッテリーとメモリーカードを含めて約405gと比較的軽く、バリアングル式モニターやUSB Type-C端子、外部マイク端子も備えています。旅行先での動画撮影やVlogを中心に使いたい人に向く1台です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | ニコン Z30 |
発売日 | 2022年8月5日 |
センサーサイズ | APS-C(DX) |
有効画素数 | 約2088万画素 |
ISO感度 | ISO 100-51200(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒、Bulb、Time |
本体重量(バッテリー込み) | 約405g |
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EVF非搭載で高さを抑えやすい
Z30はEVF(電子ビューファインダー)を搭載していないため、ファインダー部分の出っ張りがなく、2気室リュックの下段やサイドアクセス式の収納スペースにも収めやすい設計です。薄型の標準ズームレンズと組み合わせれば、レンズ装着時でも全体をコンパクトにまとめやすく、旅行中に必要なときだけ取り出して撮影する使い方にも向いています。
また、USB Type-C端子を備えているため、対応するUSB電源を使って充電できます。旅行では充電用アクセサリーをまとめやすい点もメリットです。
ボディ内手ブレ補正は非搭載
Z30はボディ内手ブレ補正を搭載していないため、手持ち動画や暗い場所での撮影では、VR(レンズ内手ブレ補正)対応レンズを使うなど、ブレを抑える工夫が必要です。動画撮影では電子式手ブレ補正も利用できますが、画角が狭くなるため、撮影方法に合わせて使い分けましょう。
また、EVF(電子ビューファインダー)を搭載していないため、日差しの強い屋外では背面モニターが見づらくなることがあります。ファインダーを使った静止画撮影を重視する人は、EVFを搭載したニコンのAPS-Cミラーレスも比較するとよいでしょう。Z30は、EVFやボディ内手ブレ補正よりも、小型・軽量なボディと動画撮影のしやすさを重視する人に向いています。
パナソニック LUMIX DC-G100D|EVF搭載でも軽量なマイクロフォーサーズ

LUMIX DC-G100Dは、EVF(電子ビューファインダー)を搭載しながら、バッテリーとメモリーカードを含めて約346gに収まる軽量なマイクロフォーサーズ機です。小型レンズと組み合わせやすく、標準ズームを装着した状態でも機材全体をコンパクトにまとめやすいため、カメラリュックの収納スペースを圧迫しにくいのが特徴です。
また、EVFに加えてバリアングル式モニターや外部マイク端子も備えており、静止画だけでなく動画撮影にも対応しやすい仕様です。旅行用の軽量カメラや、Vlog撮影にも使える小型ミラーレスを探している人に向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | パナソニック LUMIX DC-G100D |
発売日 | 2024年1月 |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ(4/3型) |
有効画素数 | 約2030万画素 |
ISO感度 | 静止画:ISO 100(拡張)/ 200-25600 |
シャッタースピード | 静止画:60〜1/16000秒(シャッター方式自動切換) |
本体重量(バッテリー込み) | 約346g |
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レンズ込みでも小型・軽量にまとめやすい
マイクロフォーサーズは、APS-Cやフルサイズのシステムと比べて、小型・軽量なレンズを選びやすいのが特徴です。DC-G100Dは12-32mmのキットレンズを装着しても、本体・バッテリー・メモリーカードを含めて約413gに収まるため、2気室リュックの下段に収納する場合でも、ほかの機材や予備バッテリーを入れるスペースを確保しやすくなります。
また、約236万ドットのOLEDファインダーを搭載しているため、日差しが強く背面モニターを確認しにくい場面でも構図を確認しやすいのがメリットです。旅行先で静止画と動画の両方を撮りたい人にとって、携行性と見やすさを両立しやすい構成です。
暗所や悪天候での撮影には要注意
DC-G100Dは小型・軽量なのが魅力ですが、暗い場所ではAPS-C機よりISO感度を高く設定する場面が増えやすく、ノイズが目立つことがあります。夜景や薄暗い室内での撮影が多い場合は、明るいレンズを組み合わせるなど、撮影条件に合わせたレンズ選びも重要です。
また、防塵・防滴仕様ではないため、雨天や砂ぼこりの多い場所で使う場合は、カメラを濡らさないためのカバーやリュック内での保護が必要です。旅行や街歩きでは使いやすい一方、雨や雪、水辺での撮影が多い人は、防塵・防滴対応のミラーレスやタフネスカメラも比較候補に入れるとよいでしょう。
OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV|軽量ボディと5軸手ブレ補正を備えた旅向けモデル

OM-D E-M10 Mark IVは、バッテリーとメモリーカードを含めて約383gの軽量ボディに、5軸のボディ内手ブレ補正を搭載したマイクロフォーサーズ機です。2020年発売のモデルですが、小型・軽量なレンズと組み合わせやすく、カメラリュックに収納しやすいのが特徴です。
また、ボディ側で手ブレを補正できるため、手ブレ補正を搭載していない小型レンズでも補正効果を得られます。旅行や街歩きで荷物を軽くしつつ、手持ち撮影のしやすさも重視したい人に向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV |
発売日 | 2020年9月18日 |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ(4/3型) |
有効画素数 | 約2030万画素 |
ISO感度 | LOW(約100相当)、ISO 200-25600 |
シャッタースピード | メカニカル:1/4000〜60秒、電子:1/16000〜60秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約383g |
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軽量レンズでもボディ内手ブレ補正を使える
OM-D E-M10 Mark IVは5軸のボディ内手ブレ補正を搭載しているため、手ブレ補正機構のない薄型単焦点レンズや小型レンズと組み合わせても補正効果を得られます。機材全体を軽くまとめたい場合でも、室内や夕方などシャッタースピードが遅くなりやすい場面で手ブレを抑えやすいのがメリットです。
また、マイクロフォーサーズは小型・軽量なレンズの選択肢が多く、標準ズーム、単焦点、望遠レンズまで含めてシステム全体をコンパクトに組みやすいのが特徴です。旅行や街歩きで複数のレンズを持ち歩きたい人にも向いています。
AF性能と防塵・防滴を重視するなら上位機も比較する
E-M10 Mark IVは軽量ボディと5軸手ブレ補正を備えていますが、最新世代の被写体認識AFには対応していません。動物や鳥、乗り物などを高精度で追従したい場合は、より新しいAF機能を搭載した上位モデルも比較するとよいでしょう。
また、防塵・防滴仕様ではないため、登山や雨天などカメラが濡れやすい環境では、レインカバーを使うなどの対策が必要です。街歩きや旅行で軽さと手ブレ補正を重視する用途に向いていますが、動体撮影や悪天候での使用が多い人は、防塵・防滴対応の上位モデルも候補に入れましょう。
RICOH GR IV|約262gで持ち歩きやすいAPS-Cスナップカメラ

RICOH GR IVは、APS-Cセンサーと35mm判換算約28mm相当の単焦点レンズを搭載しながら、バッテリーとメモリーカードを含めて約262gに収まる高級コンパクトです。薄型・軽量なボディのため、カメラリュックの上段や小物スペースにも収納しやすく、街歩きや旅行で必要なときに取り出して撮影しやすいのが特徴です。
GR IIIの後継モデルとして、携行性を重視しながらAPS-Cセンサーの画質も求めたい人に向いています。ズームを使わず、28mm相当の画角でスナップ撮影を楽しみたい人に適した1台です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | RICOH GR IV |
発売日 | 2025年9月12日 |
センサーサイズ | APS-C(23.3×15.5mm) |
有効画素数 | 約2574万画素 |
ISO感度 | ISO 100-204800 |
レンズ | 18.3mm F2.8(35mm判換算約28mm相当) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒(絞りによる制限あり) |
本体重量(バッテリー込み) | 約262g |
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薄型・軽量ボディでリュックの小物スペースにも収納しやすい
GR IVは、薄型・軽量なボディによって、カメラリュックの専用スペースを圧迫しにくいのが特徴です。レンズ一体型のため、交換レンズを装着したミラーレスのようにレンズ部分が大きく張り出しにくく、リュックの上段や小物スペースにも収納しやすくなっています。
35mm判換算約28mm相当の広角単焦点レンズは、街歩きや旅行先の風景、室内、料理など幅広い場面で使いやすい画角です。カメラをできるだけ小さく持ち歩き、必要なときにすぐ取り出して撮影したい人に向いています。
ズームとEVFは非搭載
GR IVは35mm判換算約28mm相当の単焦点レンズを搭載しており、ズームには対応していません。そのため、遠くの建物を大きく写したい場合や、動物・スポーツなど被写体との距離を調整しにくい撮影では、ズームレンズを搭載したコンパクトカメラやレンズ交換式カメラのほうが向いています。
また、EVF(電子ビューファインダー)も搭載していないため、撮影時は背面モニターを使用します。GR IVは、28mm相当の広角を生かした街歩きや旅行のスナップ撮影を重視する人に向いています。
Canon PowerShot G7 X Mark III|24-100mm相当のズームを搭載した小型コンパクト

Canon PowerShot G7 X Mark IIIは、1.0型積層型CMOSセンサーと、35mm判換算24-100mm相当F1.8-2.8のズームレンズを搭載した高級コンパクトです。広角から中望遠まで1台でカバーできるため、旅行先の風景や街歩き、料理、人物撮影など幅広い場面に対応できます。
2019年発売のモデルですが、2026年4月にはPowerShotシリーズ30周年を記念した限定モデルも発売されました。レンズ交換が不要でコンパクトに持ち歩けるため、カメラリュックの上段などに収納し、旅行でさまざまな被写体を1台で撮影したい人に向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot G7 X Mark III |
発売日 | 2019年8月 |
センサーサイズ | 1.0型 |
有効画素数 | 約2010万画素 |
ISO感度 | ISO 125-12800(拡張あり) |
レンズ | 24-100mm相当 F1.8-2.8 |
シャッタースピード | 1〜1/2000秒(オート)、30〜1/25600秒・BULB(撮影モード時) |
本体重量(バッテリー込み) | 約304g |
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明るいズームで広角から中望遠まで対応
PowerShot G7 X Mark IIIは、35mm判換算24mm相当の広角から100mm相当の中望遠までを1本のズームレンズでカバーできます。旅行先では、風景や建物、料理、人物などをレンズ交換なしで撮影できるため、機材を増やしたくない人に向いています。
また、開放F値はF1.8-2.8と明るく、室内や夕方、夜の街歩きなど光量が少ない場面でもシャッタースピードを確保しやすいのが特徴です。外部マイク端子やUSB充電にも対応しているため、静止画だけでなく旅行中の動画撮影にも使いやすい1台です。
注意したいポイント:長時間の動画撮影や最新機能を重視するなら他機種も比較
PowerShot G7 X Mark IIIは4K動画に対応していますが、2019年発売のモデルのため、長時間の動画撮影や新しい動画機能を重視する場合は、PowerShot Vシリーズなど動画撮影を重視した現行モデルも比較するとよいでしょう。
一方で、24-100mm相当F1.8-2.8の明るいズームレンズを小型ボディに搭載している点は、旅行用カメラとして現在も使いやすい特徴です。購入する際は、通常モデルや30周年記念モデル、中古品を含めて、在庫状況や価格を確認して選びましょう。
FUJIFILM X-S20|写真と動画の両方に対応しやすいAPS-Cミラーレス

FUJIFILM X-S20は、バッテリーとメモリーカードを含めて約491gのAPS-Cミラーレスです。小型・軽量だけを最優先したモデルではありませんが、約2610万画素のX-Trans CMOS 4センサー、5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正、大容量バッテリーを備えており、静止画と動画の両方を1台で撮影したい人に向いています。
旅行や街歩きに加えて、Vlogや長時間の撮影にも対応しやすく、カメラリュックに入れて持ち歩くメインカメラとして使いやすいモデルです。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | FUJIFILM X-S20 |
発売日 | 2023年6月29日 |
センサーサイズ | APS-C(23.5×15.6mm、X-Trans CMOS 4) |
有効画素数 | 約2610万画素 |
ISO感度 | 静止画:ISO 160-12800(拡張あり) |
シャッタースピード | メカニカル:最長15分〜1/4000秒、電子:最長15分〜1/32000秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約491g |
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JPEG撮影・手ブレ補正・バッテリー持ちに強み
X-S20は、富士フイルム独自のフィルムシミュレーションを利用でき、JPEGでも色や階調の仕上がりを調整しやすいのが特徴です。撮影後に大きく編集せず、旅先で撮った写真をそのまま共有したい人にも向いています。
また、5軸のボディ内手ブレ補正を搭載しているため、室内や夕方などシャッタースピードが遅くなりやすい場面でも手ブレを抑えやすくなります。さらに、大容量のNP-W235バッテリーを採用しており、旅行など長時間の撮影にも対応しやすい点がメリットです。静止画と動画の両方を1台で撮影したい旅行では、機能とバッテリー持ちの両面で使いやすい構成です。
軽さを優先するならX-M5も比較する
X-S20は比較的コンパクトなボディですが、バッテリーとメモリーカードを含めて約491gあるため、ショルダーベルトのクリップなどに固定して長時間歩く場合は、装着するレンズを含めた総重量を確認しておきましょう。富士フイルムのAPS-Cミラーレスで軽さを優先するなら、約355gのX-M5も比較候補になります。
一方、X-S20はボディ内手ブレ補正を搭載し、深めのグリップや大容量のNP-W235バッテリーも備えています。軽さではX-M5が優れますが、手ブレ補正やバッテリー持ち、ホールドしやすさまで重視するならX-S20のほうが向いています。旅行で写真と動画の両方を撮るメインカメラとして使いたい人は、X-S20を選びやすいでしょう。
FUJIFILM X100VI|35mm相当の単焦点で高画質を狙える旅向けコンパクト

FUJIFILM X100VIは、35mm判換算35mm相当の23mm F2単焦点レンズと、約4020万画素のAPS-Cセンサーを搭載した高級コンパクトです。レンズ交換が不要な一体型ボディに、5軸のボディ内手ブレ補正も備えており、旅行や街歩きで機材を増やさずに高画質な写真を撮りたい人に向いています。
単焦点レンズのためズームには対応していませんが、スナップや人物、街並みなどを35mm相当の画角で撮影したい人には使いやすい構成です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | FUJIFILM X100VI |
発売日 | 2024年3月 |
センサーサイズ | APS-C |
有効画素数 | 約4020万画素 |
ISO感度 | ISO 125-12800(拡張あり) |
シャッタースピード | 15分〜1/180000秒(モードにより異なる) |
本体重量(バッテリー込み) | 約521g |
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高解像センサーと手ブレ補正で夜景や室内にも対応しやすい
X100VIは約4020万画素の高解像センサーを搭載しているため、わずかな手ブレでも目立ちやすい場面があります。一方で、5軸のボディ内手ブレ補正を備えており、夜景や薄暗い室内などシャッタースピードが遅くなりやすい場面でも、手持ち撮影をしやすくしています。旅行先で三脚を使わずに撮影したい人にも向いています。
35mm判換算35mm相当の画角は、街歩きのスナップや人物、カフェや室内の撮影など幅広い場面で使いやすいのが特徴です。ズームには対応していませんが、35mm相当の画角を中心に撮影したい人にとっては、レンズ交換なしで使えるシンプルな構成です。
単焦点の画角とデータ容量を理解しておく
X100VIは35mm判換算35mm相当の単焦点レンズを搭載しているため、ズームには対応していません。遠くの建物を大きく写したい場合や、野生動物・スポーツなど被写体との距離を詰めにくい撮影では、ズームレンズを搭載したカメラやレンズ交換式カメラのほうが向いています。
また、約4020万画素の高解像センサーは、撮影設定によって1枚あたりのデータ容量も大きくなります。旅行で多く撮影する場合は、メモリーカードの容量だけでなく、PCや外付けストレージへの保存容量も確認しておきましょう。長期間の旅行では、バックアップ方法まで事前に決めておくと管理しやすくなります。
OM SYSTEM Tough TG-7|雨や水辺でも使いやすいタフネスコンパクト

OM SYSTEM Tough TG-7は、防水・耐衝撃性能を備えたタフネスコンパクトです。雨天の登山や海・川での撮影など、一般的なカメラでは水濡れや衝撃への対策が必要な場面でも使いやすいのが特徴です。
小型・軽量なため、カメラリュックの中だけでなく、すぐ取り出せる位置に入れて持ち歩きやすいのもメリットです。悪天候や水辺での撮影が多く、機材保護に気を使う場面を減らしたい人に向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | OM SYSTEM Tough TG-7 |
発売日 | 2023年10月 |
センサーサイズ | 1/2.33型 |
有効画素数 | 約1200万画素 |
ISO感度 | ISO 100-12800 |
シャッタースピード | 1/2〜1/2,000秒(Aモードは最長4秒、連写H/プロキャプチャー連写時は条件が異なる) |
本体重量(バッテリー込み) | 約249g |
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登山・海・川でも撮影しやすい
雨天や雪、沢沿いなどでは、一般的なミラーレスを取り出すたびに水濡れやレンズ交換時の環境に注意する必要があります。TG-7は防水・耐衝撃性能を備えているため、こうした場所ではTG-7を使い、画質を重視したい場面だけメインカメラを取り出すといった使い分けができます。
また、35mm判換算25-100mm相当のズームレンズを搭載し、広角から中望遠まで1台で対応できます。近接撮影機能も充実しているため、旅先の花や昆虫、小物、水滴などを大きく写したい場面にも向いています。登山や水辺で、カメラを頻繁に取り出して撮影したい人に使いやすい1台です。
注意したいポイント:暗所ではノイズが目立ちやすい
TG-7は1/2.33型センサーを採用しているため、夜景や薄暗い室内では、APS-Cや1.0型センサーを搭載したカメラより高感度ノイズが目立ちやすく、階調表現でも不利になることがあります。そのため、暗所画質を重視する場面では、より大きなセンサーを搭載したカメラを使い分けるのがおすすめです。
一方で、晴天の屋外や水中、雨天などTG-7の防水・耐衝撃性能を活かせる場面では使いやすく、約249gと軽量なため持ち歩きの負担も抑えられます。暗所性能よりも、悪天候や水辺での扱いやすさを重視する人に向いたカメラです。
比較・選び方ガイド|カメラリュックの使い方に合う機種を選ぶ
カメラリュックに入れて持ち歩くカメラは、性能だけでなく、撮影場所や移動時間、持ち運び方に合わせて選ぶことが重要です。高性能な機種でも、ボディやレンズが大きく重いと、長時間の移動では負担が増えることがあります。
そのため、「どこで撮るか」「リュックに入れたまま移動する時間は長いか」「ショルダーベルトなどに固定して歩くか」を基準にすると、自分に合う機種を選びやすくなります。ここでは、旅行・街歩き・登山・Vlogなど用途別に、おすすめ機種と選ぶ際の注意点を紹介します。
用途 | おすすめ機種 | 選ぶときの注意点 |
|---|---|---|
街歩き・日常スナップ | RICOH GR IV、FUJIFILM X100VI | どちらも単焦点レンズのため、画角は固定されます。ズームが必要な場合は、24-100mm相当をカバーするPowerShot G7 X Mark IIIも候補です |
旅行(1台で幅広く撮影) | キヤノン EOS R50、パナソニック LUMIX DC-G100D | レンズ交換式は装着するレンズによってサイズと重量が変わります。2気室リュックに収納する場合は、レンズ装着時の全長まで確認しましょう |
Vlog・動画撮影 | ソニー VLOGCAM ZV-E10 II、ニコン Z30、FUJIFILM X-S20 | ZV-E10 IIとZ30はボディ内手ブレ補正を非搭載。X-S20は手ブレ補正を搭載していますが、約491gあるため軽さを最優先する用途では総重量に注意が必要です |
登山・アウトドア(悪天候を含む) | OM SYSTEM Tough TG-7、OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV | 雨や水辺で使うなら、防水性能を備えたTG-7が向いています。E-M10 Mark IVは軽量で手ブレ補正を搭載していますが、防塵・防滴仕様ではないため悪天候では保護が必要です |
リュックのショルダーベルトに固定して歩く | EOS R50、ZV-E10 II、RICOH GR IV、PowerShot G7 X Mark III | 長時間固定する場合は、ボディ単体ではなくレンズを含めた総重量を確認しましょう。GR IVやG7 X Mark IIIなどのレンズ一体型は、レンズ交換式より全体をコンパクトにまとめやすいのが特徴です |
用途別のおすすめ:旅行・街歩き・登山・Vlogで選び分ける
旅行で幅広い被写体を撮りたい場合は、レンズ交換ができるEOS R50やLUMIX DC-G100Dが使いやすく、写真と動画の両方を重視するならX-S20も候補になります。街歩きやスナップ撮影を中心にする場合は、レンズ一体型で取り出しやすいRICOH GR IVやFUJIFILM X100VIが向いています。
登山や海・川など水濡れの可能性がある場所では、防水・耐衝撃性能を備えたTough TG-7が使いやすいでしょう。ショルダーベルトのクリップなどに固定して長時間歩く場合は、ボディ単体ではなくレンズを含めた総重量を確認しましょう。ボディが軽いほど総重量を抑えやすいものの、レンズ交換式では装着するレンズの重量によって持ち運びやすさが大きく変わります。
カメラリュックに入れやすい小型カメラ10選の比較まとめ
カメラリュックに入れて持ち歩くカメラを選ぶときは、性能だけでなく、本体やレンズの厚み、総重量、取り出しやすさまで確認することが重要です。2気室リュックの下段に収納するなら、EOS R50やLUMIX DC-G100D、OM-D E-M10 Mark IVなど、小型レンズと組み合わせやすいミラーレスが候補になります。
リュックの上段や小物スペースに収納したい場合は、RICOH GR IVやPowerShot G7 X Mark IIIなどのレンズ一体型コンパクトが向いています。また、登山や海・川など水濡れの可能性がある場所では、防水・耐衝撃性能を備えたTough TG-7が使いやすいでしょう。
購入前には、使用しているリュックの収納スペースを確認し、レンズ装着時のサイズや重量、ショルダーベルトに固定して持ち歩くかどうかまで考えて、自分の使い方に合う1台を選びましょう。
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