【2025年版】Fujifilm X100VIのレビュー比較まとめ

【2025年版】Fujifilm X100VIのレビュー比較まとめ

X100V
X100V
出品待ち
クラシックな外観と素直な色づくりで、街歩きやカフェの何気ない瞬間を上質に切り取れる一体型カメラ。自然なボケと豊かな階調が、人物やスナップの空気感を気持ちよく描きます。ファインダーを覗いても背面で構えてもバランスよく扱え、ダイヤル中心の直感操作と堅実なAFで思い立ったらすぐ撮影。旅の相棒として毎日持ち出したくなる存在。肌の色も風景の緑も自然にまとまり、室内の明かりや夕景の雰囲気をそのまま届けます。最短側の寄りにも強く、テーブルフォトや小物撮影も軽快。シャッター音も控えめで、被写体との距離を保ちながら静かに撮れます。
X100VI
X100VI
出品待ち
洗練された描写と軽快な携行性を両立した一体型モデル。すばやいAFと迷いの少ない追従で、街角の出会いや家族の表情を逃さず捉えます。色のりは爽やかで、透明感のある階調が光を美しく整理。手ブレに配慮した設計で歩き撮りも安心。ダイヤル操作は気持ちよく、最短側の寄りにも強く、料理や小物の質感も丁寧。ファインダーと背面の切り替えもスムーズで構図づくりに集中できます。日常から旅先まで、軽やかな歩留まりで作品づくりを後押しします。肌の色も風景の陰影も穏やかにまとまり、撮って出しの仕上がりで共有までが速い。静かなシャッターで周囲に配慮しながら、余裕あるテンポで撮影を楽しめます。

継続して人気が高い高級コンデジといえば、候補の1つがFujifilm X100VIでしょう。X100Vからの買い替えか、初めてのX100シリーズか、あるいはGRやLeica Q3とどちらにするか、他の選択肢が多い立ち位置でもあります。 そんなX100VIの向き/不向きのリアルな評価として、実機レビューの内容も踏まえて実際の使い勝手や競合比較まで一気に紹介します。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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X100VIは「35mm単焦点で撮る楽しさ」に全振りしたプレミアムスナップ機で、デザイン・操作感・フィルムシミュレーションの気持ちよさが最大の魅力。

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40MPセンサー+IBIS+被写体認識AFのおかげで画質と歩留まりは大きく向上した一方、逆光耐性やUHS-I/バッファなど速度・耐久面には明確な限界がある。

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動画は6.2K/4K60p対応で“雰囲気ムービー”には最高だが、2.5mm端子や発熱・バッテリーを考えると本気のメイン動画機には向かず、あくまで写真メイン+動画サブのバランス。

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GR III/IVやLeica Q3、X-E5、RX1R IIIと比べると、「フルサイズ画質」よりも「持ち出しやすさと撮影体験」を重視する人向けの中間ポジションで、万能性より世界観の濃さで勝負する機種。

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価格高騰と品薄でハードルは高いが、日常・旅スナップを本気で楽しみたい人には“撮りに行く理由を増やしてくれるカメラ”であり、ズームや多用途性よりも撮影体験に価値を置けるなら強くおすすめ。

目次

X100VIのレビュー要点:どんな人におすすめで、どんな人には不向きか

【2025年版】Fujifilm X100VIのレビュー比較まとめ

via: Kevin Mullins氏

まずはX100VIがハマる人・ハマりにくい人をざっくり整理しておきましょう。最初にDPReviewは実機レビューを経て、X100VIを「35mm相当の画角を愛せるフォトグラファー向き、一方で柔軟性や速度を最優先する人には最適ではない」とまとめており、スペックシート上の数値よりも撮影体験やデザイン、操作感といった要素を重視する人向けのカメラです。つまり“1台で何でも”よりも、“35mm単焦点で世界を見る楽しさ”に価値を感じるかどうかが、このカメラと相性が良いかどうかの分かれ目になってきます。

X100VIがぴったりなユーザー像

X100VIがもっとも輝くのは、街歩き・旅行・日常スナップが好きな人です。35mm相当の画角は広すぎず狭すぎず、風景から人物までバランスよくこなせます。カバンに放り込んでおいて、良い光を見つけたらサッと取り出すような使い方に向いた設計です。

Digital Camera Worldも実機レビューで「ハイブリッドファインダーとマニュアルダイヤルのおかげで、撮影そのものが楽しくなる」とコメントしており、スペック表では伝わりにくい“触っていて気持ちいいカメラ”という評価が目立ちます。富士フイルムらしいフィルムシミュレーションと相性が良く、JPEG撮って出しだけで作品作りを完結させているユーザーも少なくありません。

またメインは別システムを持っているけれど、気軽に持ち出せる高画質なサブ機が欲しいというニーズにもよく噛み合います。PetaPixelは「本格的な動画機ではないが、Bロールやムードショットを撮るには最高に楽しいカメラだ」と評価しており、写真メインの人が時々動画も撮る、といった使い方には合ったバランスと言えます。

不向きなケースと割り切りポイント

一方で、X100VIがベストではないケースもはっきりしています。レンズは23mm F2固定でズームも交換もできないため、被写体が遠い運動会や野鳥撮影、望遠主体のスポーツ撮影が多い人にはそもそも画角が足りません。

さらにDPReviewの総評でも触れられている通り、X100VIは「速度や柔軟性」を求めるユーザー向きではありません。レンズ駆動系の制約もあり、最新のAPS-Cフラッグシップのような超高速AFや長時間の連写性能は期待できないからです。動体撮影を最優先するなら、X-H2Sやソニーα9系のような本格スポーツ機の領域になります。

価格面も注意が必要です。2025年には米国価格が1,599ドルから1,799ドルへ引き上げられたことを皮切りに、日本でも販売価格がじわじわ上昇しています。「一本でなんでも撮れるコスパボディ」を探しているなら、交換レンズ式のX-S20やX-T5の方が合理的と判断できるケースも多いでしょう。

X100VIの要素別レビュー早見表

要素

評価サマリ

デザインと操作性

クラシックデザインとダイヤル操作が撮る気にさせる一方、グリップ浅めで一部の操作は慣れが必要。

画質とレンズ描写

40MPセンサー+23mm F2で解像感と色はトップクラスだが、逆光でフレアが出やすく周辺はやや甘め。

AFと手ブレ補正

被写体認識AFと最大6段IBISでスナップには十分だが、激しい動体や長時間連写では限界が見える。

動画性能

6.2K/4K60pとフィルムシムで雰囲気動画は得意だが、2.5mmマイク端子とUHS‑Iのみで本格動画機には不向き。

JPEG・フィルムシミュレーション

20種のフィルムシミュレーションと高品質JPEGで、“撮って出し”だけで作品づくりが完結しやすい。

携帯性・バッテリー・アクセサリー

レンズ一体で持ち出しやすいがバッテリーは1日2本体制推奨、防塵防滴にはアダプター+フィルターが必須。

基本情報のおさらい:発売日・価格・スペック

via: DPReview

ここではX100VIの発売スケジュールや価格、スペックの要点をざっくり押さえます。細かい技術用語よりも、使い勝手に直結するポイントを重点的にチェックしていきましょう。

発売日とモデルバリエーション

FUJIFILM X100VIは2024年2月20日にグローバル発表され、同年2月末から各国で順次出荷がスタートしました。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色で、外観デザインはX100Vから大きく変わっていません。

さらに創立90周年を記念した「X100VI Limited Edition」が世界1,934台限定で用意され、クラシックロゴや特別ストラップなどが付属するコレクターズアイテムになっています。こちらは抽選販売やごく少数入荷が中心で、実用機というより完全にプレミアム路線です。

日本国内でも発売当初から予約が集中し、通常モデルですら長期間の納期待ちや抽選販売が続きました。X100VがSNSをきっかけに「バズって買えないカメラ」になった流れを、そのまま引き継いだ形です。The Vergeが「TikTokでバズった後継機」と表現したのも、状況を端的に言い表しています。

主要スペックとX100Vからの進化ポイント

via: Digital Camera World

主要スペックでまず押さえておきたいのは、「センサー」「エンジン」「ブレ補正」の3点です。X100VIはAPS-CサイズのX-Trans CMOS 5 HRセンサー(約4,020万画素)とX-Processor 5を採用し、X100V(約2,610万画素+X-Processor 4)と比べて解像感・AFレスポンス・動画処理の余裕が一段引き上げられています。ベース感度がISO125スタートになったことで、日中のスナップでもシャッタースピードを稼ぎやすくなり、ハイライト側の余裕も少し取りやすくなりました。

項目

X100VI

X100V(前モデル)

センサー

APS-C X-Trans CMOS 5 HR/約4,020万画素

APS-C X-Trans CMOS 4/約2,610万画素

画像処理エンジン

X-Processor 5

X-Processor 4

レンズ

23mm F2(換算35mm)単焦点/光学系はX100Vと同一

23mm F2(換算35mm)単焦点

手ブレ補正

ボディ内5軸手ブレ補正(IBIS)/最大約6.0段

ボディ内手ブレ補正なし

常用ISO感度(静止画)

ISO125〜12800(拡張ISO64/80/100/25600/51200)

ISO160〜12800(拡張ISO80/100/125/25600/51200)

連写性能

メカ:最大約11コマ/秒/電子:最大約20コマ/秒(1.29倍クロップ)

メカ:最大約11コマ/秒/電子:最大約30コマ/秒(1.25倍クロップ)

動画機能

6.2K/30p、4K/60p、FHD/240p、F-Log2・10bit対応

4K/30p、FHD/120p、F-Log(F-Log2なし)

フィルムシミュレーション

20種(新モード「REALA ACE」を追加)

18種(ファーム更新でNostalgic Neg対応)

ボディサイズ

約128.0×74.8×55.3mm

約128.0×74.8×53.3mm

質量(バッテリー込)

約521g

約478g

レンズはどちらも35mm判換算35mm相当の23mm F2単焦点で、光学系はX100Vから継承されています。その一方でX100VIはボディ側にシリーズ初の5軸IBIS(最大約6段)を搭載しており、暗い室内や夕景でも手持ちでシャッター速度を思い切って落とせるようになっています。連写についてはメカ約11コマ/秒は据え置きですが、電子シャッター時は1.29倍クロップで約20コマ/秒に対応し、高画素センサーでも実用的な連写が可能になりました。

動画機能も大きな進化ポイントです。X100VIは6.2K/30pや4K/60p、フルHD/240pに対応し、F-Log2や10bit記録もサポートすることで、カラーグレーディング前提のワークフローにも乗せやすい仕様になっています。「写りや色はそのまま、センサーと中身だけ現代版に置き換えた」とイメージすると、X100Vからの進化イメージがつかみやすいでしょう。

価格帯とコスト感

発売時の海外価格は1,599ドル(約250,000円)でしたが、2025年の価格改定で1,799ドル(約281,000円)へ引き上げられました。25年11月時点、日本国内では281,600円(税込)でメーカー販売がされています。X100Vより明確に高い水準で、「プレミアムコンパクト」としての立ち位置がはっきりした印象です。

Digital Camera Worldは「高価だが、仕上がりと体験を考えれば妥当」としつつも、コスパ重視のユーザーにはハードルが高いものになっています。同じ予算でX-T5+標準ズームという選択肢も現実的に見えてくるため、「単焦点固定のプレミアムな撮影体験」にどこまで価値を置くかが判断材料になります。

デザインと操作性のレビュー:X100VIならではの撮影体験

via: DPReview

X100VIの評価で必ず触れられるのが、クラシックなデザインとダイヤル操作です。外観はほぼX100Vのままですが、複数の実機レビューで高く評価されており、「手を入れる必要のない完成されたデザイン」とまで言われています。見た目だけでなく、ハイブリッドファインダーやチルト液晶などスナップ用途で効くポイントもきっちり押さえられています。

クラシックデザインとビルドクオリティ

マグネシウム合金ボディにアルミ削り出しのトップ&ボトムカバーという構成で、見た目以上にずっしりとした剛性感があります。質感は明らかに「高級コンパクト」の領域で、手に取った瞬間に所有欲を刺激してくれます。

グリップは控えめで、Leica M型を思わせるフラットなスタイルです。長時間の片手撮影だとやや滑りやすさを感じるので、ストラップや小型ハンドグリップを併用すると安心です。一方でこのミニマルな形状のおかげで、ジャケットのポケットにも比較的スッと収まります。

防塵防滴仕様にするには別売アダプターリング+保護フィルターが必要という点はX100Vから変わっていません。レンズ一体型ならフロントからシーリングしてほしいという声もありますが、「好きなフィルター込みで運用する前提」と割り切れば大きな問題にはなりにくいでしょう。

ハイブリッドファインダーの楽しさ

X100VIの象徴ともいえるのが、光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を切り替えられる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」です。OVFでは明るい実像を見ながらブライトフレームで画角を確認でき、レンジファインダー的な撮影スタイルが楽しめます。

EVFは0.5型・約369万ドットのOLEDで、露出やフィルムシミュレーションの効果を撮る前に確認できます。PetaPixelのレビューでも「光学と電子の両方を味わえることが、このカメラを特別な存在にしている」と触れられており、単なるスペック以上の価値を生み出しているポイントです。

さらにOVFの隅に小さなEVFを重ねる「電子レンジファインダー」表示も可能です。ピント拡大や露出の確認を小窓で行いながら、全体はOVFで追うという独特の体験は、一度ハマるとクセになります。

ダイヤル配置と操作フィール

軍艦部にはシャッタースピードダイヤルとISOリング、露出補正ダイヤルが並び、レンズ側には絞りリングとフォーカスリングが配置されています。モードダイヤル的なものはなく、撮影モードはシャッターダイヤルと絞りの組み合わせで決まるというクラシックな設計です。

背面にはフォーカスレバーと十字キーがあり、AFポイントの移動方法がやや多彩です。タッチパネルでもポイントを動かせますが、ファインダー撮影中はレバー操作が基本になるでしょう。X-H2Sのようなスポーツ機に比べるとボタン配置の余裕は限られますが、スナップやドキュメンタリー用途では十分実用的なスピードです。

一方で、レトロなダイヤル配置には“合う・合わない”もあります。Dustin Abbott氏は自身のレビューで「スタイリッシュなレトロデザインは魅力的だが、手の大きいユーザーにはグリップがやや窮屈で、シャッタースピードとISOを兼ねるダイヤルは慣れるまで戸惑う」と述べています。モードダイヤル+電子ダイヤルに慣れていると、最初はX100VIの物理ダイヤルが“少し儀式的”に感じるかもしれません。その代わり、一度手に馴染めば“触るだけで設定が分かる”道具感が得られるという評価が多いのも事実です。

画質とレンズ描写のレビュー:40MPセンサーがもたらす写り

X100VIの最大トピックは、なんといっても40.2MPセンサーへの高画素化です。X-T5やX-H2と同じX-Trans CMOS 5 HRを採用し、X100Vから一気に解像力が引き上げられました。ここでは画質の傾向と、23mm F2レンズがどこまでそのポテンシャルを引き出せているかを見ていきましょう。

40MPセンサーの解像感とダイナミックレンジ

有効約40.2MPで、最大7728×5152ピクセルのRAWが得られます。等倍で見ても細部の質感がきっちり残り、看板の文字や建物の窓枠なども余裕のある解像感です。

PetaPixelは「高画素になっても富士らしい色と階調は失われておらず、むしろ現代的なシャープさが加わった」と評価しています。RAW耐性も高く、ハイライト側もシャドー側もよく粘るため、多少露出を外しても現像で立て直しやすい印象です。トリミング耐性が高いおかげで、構図を少し広めに撮っておいて後から切り出す運用も成立します。単焦点固定という制約を、解像度である程度カバーできるのはX100VIならではの強みです。

40MPという高解像をどう活かすかという観点では、Jonas Rask氏が実機レビューで解説する“クロップ前提”の使い方が参考になります。氏はX100VIの35/50/70mm相当のクロップモードについて「Leica Q2で気に入っていたクロップ体験を、よりクールな実装で再現したもの」と表現し、実効画素数が20MP・10MP残るおかげで“現場で画角を切り替える感覚”を重視した撮影ができると述べています。後からトリミングするのではなく、ファインダーの時点で50mmや70mmのフレーミングを意識できるのは、単焦点固定機を少し“ズーム的”に使いたい人にとって大きなメリットです。

23mm F2レンズの描写と弱点

レンズはX100Vと同じ23mm F2ですが、40MPに耐えられるのかという不安は発売前からよく聞かれました。この点について、Dustin Abbott氏は「中心部は開放から十分シャープで、少し絞ればフレーム全域で高解像が得られる」とレビューしています。

実写レベルでも、F2で人物を撮ってもピント面はしっかり解像しつつ、前後がなめらかにボケてくれます。F4〜5.6では風景や建築を撮ったときのキレが心地よく、40MPセンサーをきちんと活かせていると感じる場面が多いです。周辺減光やわずかな歪曲はソフトウェアで補正されるため、JPEGではほとんど気になりません。

逆光ではフレアやゴーストが出やすい場面もあり、太陽をフレームインさせるときは構図と角度に工夫が必要です。気になる場合はフードを常用するか、手で軽くハレ切りしてあげるとよいでしょう。

高感度と夜景の描写

画素ピッチが細かくなったぶん理屈の上では高感度ノイズが増えますが、実際にはISO3200あたりまでは十分実用的です。PetaPixelの作例でも、暗所スナップでの粒状感はフィルムライクで、破綻のない範囲に収まっていると評価されています。

ダイナミックレンジの広さもあり、夜景で白飛びしがちな看板や街灯も比較的粘ってくれます。RAW現像前提なら、ハイライト重視で露出を抑え気味に撮り、シャドーを持ち上げる方向がおすすめです。IBISのおかげで低ISO+スローシャッターが使えるため、ノイズを抑えた夜景撮影にも向きます。

総じて、画質面でX100VIは「レンズ固定だから仕方ない」と妥協する必要がほとんどありません。40MPの余裕と富士らしい色再現を、小さなボディに詰め込んだ仕上がりと言えます。

AFと手ブレ補正のレビュー:被写体認識AFとIBISの実力

via: snapsbyfox

X100VIはAFと手ブレ補正も大きく進化しました。X-Processor 5世代の被写体認識AFと、シリーズ初のボディ内手ブレ補正を搭載したことで、スナップ撮影時の安心感がかなり変わっています。実際の使い勝手と、割り切るべきポイントを整理してみましょう。

被写体認識AFの挙動

AFシステムは像面位相差+コントラストのハイブリッドで、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンの9種類を被写体認識AFで検出できます。人物は従来どおり顔・瞳AFが働き、街中で動く人を追いかける程度なら精度・速度ともに十分です。

PetaPixelのハンズオンでも「AFはX100Vより明らかに速く、スナップ用途では充分以上」とコメントされています。一方で、レンズ駆動系の制限から、鳥の飛翔や激しいスポーツなどでは追従しきれない場面もあります。DPReviewも「本格アクション用途には向かない」としており、得意なジャンルを見極めて使うのが大切です。

AF駆動音は最新のリニアモーターほど静かではなく、静かな室内では小さな作動音が聞こえます。ただしスナップ用途ではほとんど気にならないレベルで、フォーカス速度も実用的な範囲と言ってよいでしょう。

IBIS×NDフィルターの表現力

手ブレ補正は最大6.0段分の効果があり、CIPA基準でピッチ・ヨー方向に対応しています。メーカー公称値どおりとは限らないものの、35mm相当で1/4〜1/8秒くらいまではかなりの確率でシャープなカットが得られます。

Digital Camera Worldは「X100VIのIBISは夜のスナップを一段と気軽なものにした」とコメントしており、三脚なしでも光跡や水の流れの表現に挑戦しやすくなりました。内蔵4段NDと組み合わせれば、日中でもスローシャッターで人の動きを流したり、滝を絹のように撮ったりといった表現が可能です。

OVF使用時には補正効果がやや落ち、実効で約5.5段になるという検証結果もあります。ベストを狙うならEVFで構えて撮るのがおすすめですが、「ポケットから出して、そのまま手持ちで長秒露光できる」カメラというだけでも非常に貴重な存在です。

動体撮影で気をつけたいポイント

連写性能はメカシャッターで最大約11コマ/秒、電子シャッターで最大約20コマ/秒と、数字だけ見れば優秀です。ただしUHS-Iカードスロットゆえにバッファ吐き出しが遅く、長時間の連写では書き込み待ちが発生しやすい点には注意が必要です。

また、像面位相差AFとはいえレンズ側が高速駆動用に最適化されているわけではないので、サッカーやバスケットボールのような激しいスポーツ撮影では歩留まりに限界があります。The Cotswold Photographerの長期レビューでも「ストリートやドキュメンタリーには最高だが、本格的なアクション用ではない」と述べられています。

子どもの運動会程度なら工夫次第で対応できますが、「どんな動体もこれ一台で」と期待するのは現実的ではありません。動体用は別システム、X100VIは日常と旅のカメラという役割分担で考えるのが妥当です。

動画性能のレビュー:スナップ機としてのバランスをどう評価するか

X100VIはスチル機のイメージが強いものの、動画まわりもかなり強化されています。6.2K/30pや4K/60p、F-Log2など、スペックだけ見れば立派な映像機です。ただしPetaPixelが「自分たちの仕事向きの動画機ではない」と述べているように、得意・不得意ははっきり分かれます。

6.2K/4K動画の画質と使いどころ

6.2Kはセンサー全幅3:2読み出しからのクロップで、16:9映像としては約1.23倍の画角変化があります。画質自体は高精細で、風景のディテールや肌の質感も十分に描き分けられます。

4K/60pも利用できるため、日常Vlogや旅動画でスローモーションを絡めたいときに便利です。IBISと電子手ブレ補正を組み合わせれば、手持ち歩き撮影でも破綻しにくい印象です。フィルムシミュレーションを動画に適用すれば、撮って出しでも雰囲気のある映像を量産できます。

PetaPixelのレビューでは「本格的なシネマカメラではないが、Bロールやムードショットを撮るには最高に楽しい」とまとめられており、スチル主体のフォトグラファーがちょっとした映像を記録する用途には非常に適した立ち位置と言えます。

オーディオと端子まわりの制限

惜しいのは端子構成です。マイク入力は2.5mmジャックで、一般的な3.5mmマイクを使うには変換アダプターが必須です。ヘッドホンはUSB-C経由の変換が必要で、ここでもアダプターが増えます。

HDMI出力はマイクロHDMI(Type-D)で、外部レコーダーを繋ぐとケーブル周りが心許ない構成になります。どれも致命的とは言えないものの、「これで本格動画システムを組むか」と言われると現実的ではありません。音声モニタリングや外部収録を前提にするなら、X-S20やX-T5、他社のシネマラインの方が現実的です。

そう考えると、X100VIの動画は「身軽なスナップムービー用」と割り切るのがちょうど良いでしょう。

動画メインなら検討したい代替候補

もし「動画がメインで、写真はサブ」と考えているなら、X100VIではなくX-S20やソニーZV-E10 II、パナソニックLUMIX S5IIなどを優先するのがおすすめです。これらは3.5mmマイク端子や大型バリアングル液晶を備え、長時間収録にも向いた設計です。

X100VIはあくまでスチル主体で、「せっかく良いカメラを持っているから、ついでに動画も撮りたい」というユーザーにぴったりの立ち位置です。写真と動画の両方を一台で本気でこなしたい場合は、別ボディとの二台体制が理想的でしょう。

とはいえ、フィルムシミュレーション×IBIS×単焦点という組み合わせで撮ったショートクリップは、なかなか真似できない雰囲気があります。X100VIならではの映像世界があるのも確かです。

JPEG・フィルムシミュレーション:色作りと仕上がり

富士フイルム機といえば、やはりフィルムシミュレーションです。X100VIは新モード「REALA ACE」を含む20種類を搭載し、JPEG撮って出し派にはたまらないラインアップになっています。色の傾向とRAW現像との付き合い方を整理してみましょう。

20種フィルムシミュレーションの魅力

REALA ACEは忠実な色再現とシャープな階調を両立したモードで、スナップからポートレートまで幅広く対応できます。ProviaやVelviaと比べて癖が少なく、「迷ったらとりあえずこれ」でほとんどのシーンが破綻なく収まります。

クラシッククロームは相変わらず街スナップの鉄板で、彩度低め・コントラスト高めの渋いトーンが得られます。ACROSはモノクロ用として粒状感のコントロールやフィルター効果も選べるため、モノクロ専用機に近い楽しみ方も可能です。

フィルムシミュレーションについては、海外レビュアーもかなり熱量高めに語っています。PetaPixelは『撮影と同時に現場で編集しているような感覚をくれる』と表現し、JPEGを最終出力にしない場合でも“画作りのプレビューとして非常に強力”だと評価しています。一方で、実際によく使ったプリセットはReala ACEよりもProvia・Velvia・Acrosだったと述べており、最終的には好みの問題に落ち着くことも述べられています。

JPEG撮って出しとRAW現像の使い分け

JPEGは非常に優秀で、そのままSNSや印刷に使えるクオリティです。PetaPixelも「富士のJPEGは相変わらず美しく、現像しなくても作品として成立する」と評価しています。そのため、RAW+JPEGで撮っておき、気に入ったカットだけRAWを仕込むというワークフローが現実的です。

RAW現像ではハイライトとシャドーの粘りを活かしつつ、色はフィルムシミュレーションのプロファイルをベースに仕上げる方法が扱いやすいでしょう。LightroomやCapture Oneにはフィルムシミュレーション対応のプロファイルも用意されており、カメラ内と近い見た目で調整を進められます。

撮りっぱなしで完結させられるのがX100VIの強みですが、「ここぞ」というカットはRAWで追い込みをかけると、40MPセンサーの真価がさらに見えてきます。

自分好みのカスタムレシピ作り

最近はSNSやブログで、X100シリーズ向けのカスタムレシピ(カメラ内設定プリセット)が多数共有されています。ハイライト・シャドー・カラー・シャープネス・グレインなどを微調整した組み合わせを保存しておき、シーンに合わせて呼び出すスタイルです。

X100VIから新たに加わったReala ACEやNostalgic Negに関しては、Jonas Rask氏やKevin Mullins氏が実機レビュー内で詳しいコメントを述べています。Jonas氏はNostalgic Negを“Fred Herzog作品のような色の出方”、Reala ACEを“日中は柔らかいゴールド系、夜はWBを下げると人工光がグリーン寄りに転ぶ独特のルック”と表現。Kevin Mullins氏も、こうした新しいフィルムシムを前提に独自レシピを多数公開しており、X100VIが“JPEG機としても相当遊べるボディ”であることを裏付けています。

例えば「ポートレート用の柔らかめクラシックネガ」「コントラスト強めのナイトスナップ用ACROS」など、用途ごとに2〜3種類持っておくと現場での迷いが減ります。X100VIはカスタム設定の登録数も多いため、自分だけのルックを作り込む楽しみがあります。

携帯性・バッテリー・アクセサリー:旅と日常での使い勝手

via: DPReview

どれだけ写りが良くても、持ち出したくならないカメラでは意味がありません。X100VIはその点で「常にバッグに入れておきたくなるサイズ感」が大きな魅力です。一方でバッテリーやメディア周りには、事前に知っておきたいポイントもあります。

サイズ感と携帯性

公式サイズは幅128.0×高さ74.8×奥行き55.3mm、撮影時重量はバッテリー・カード込みで約521gです。数字だけ見ると決して軽いとは言えませんが、レンズ込みでこの重量と考えるとバランスは良好です。

ショルダーバッグはもちろん、小さめのメッセンジャーやボディバッグにも収まりやすく、旅先で一日中ぶら下げていても負担は比較的少ない部類です。GRシリーズほどのポケットサイズではないものの、「本格カメラの中ではかなり気楽に持ち歩ける」というポジションにあります。

ストラップは付属品でも使えますが、細めのレザーストラップやパラコードストラップに変えると、軽快さと見た目の両方がぐっと上がります。バッグにしまわず首からかけ続けたい人は、柔らかめのストラップを選ぶと疲れにくいでしょう。

バッテリーとメディア運用

バッテリーはNP-W126Sで、CIPA基準の撮影可能枚数は設定によっておおよそ270〜450枚の範囲です。実際のスナップ運用では、1日がっつり撮るなら1本ではやや心もとないため、最低でも2本持ちをおすすめします。

バッテリーについては評価が割れています。ドキュメンタリー撮影でX100VIを酷使しているThe Cotswold Photographerは「NP-W126Sでも自分の使い方なら1日1本で足りることが多い」としつつ、長時間撮影では予備2本体制を推奨。一方、Snapsbyfoxの長期レビューでは「気温26〜30℃の旅行中にオーバーヒート警告が1日に2〜3度出た」という報告もあり、真夏の旅行で動画+写真を撮り続ける場合は余裕を見ておきたいところです。

SDカードスロットはUHS-I対応のみで、連写や高ビットレート動画では書き込みがネックになる場面があります。信頼できるUHS-Iカード(V30以上)を2枚ほど用意しておけばスナップ用途ではほぼ困りませんが、「せっかく40MPなのにカード周りだけ惜しい」と感じるユーザーが多いポイントでもあります。

必携アクセサリーと防塵防滴対策

実用面でまず揃えたいのは、AR-X100アダプターリング+49mm保護フィルターのセットです。これを付けることで防塵防滴が有効になり、雨天の散歩や海辺の撮影でも気兼ねなく使えるようになります。

次に候補になるのが金属フードLH-X100系と、小型のサムレストやグリップです。これらを組み合わせることでホールド感と操作性が一気に向上します。見た目も「やる気のあるスナップシューター」感が増すので、気分的なチューニングとしても効果的です。

フィルムシミュレーションの表現力を活かしたいなら、PLフィルターやブラックミスト系フィルターも相性の良いアクセサリーです。反射を抑えたり、ハイライトをにじませたりすることで、X100VIの絵作りの幅をさらに広げてくれます。

X100VIの作例

各実機レビュー内でX100VIの実際の作例も紹介されています。

via: Kevin Mullins氏

via: Digital Camera World

via: DPReview

via: jonasraskphotography

競合比較:GR III/IV・Leica Q3・X-E5・RX1R IIIなど

X100VIを検討するとき、多くの人が迷うのがGRシリーズやLeica Q3との比較です。さらに2025年にはソニーがRX1R IIIを、富士フイルム自身もX-E5を投入し、プレミアムコンパクト〜小型ミラーレスの選択肢が一気に増えました。主要なライバルとの立ち位置の違いを整理しておきましょう。

機種

立ち位置

FUJIFILM X100VI

35mm単焦点+IBIS+フィルムシムの「一台完結プレミアムスナップ機」

Ricoh GR III / IV

「ステルス性と機動力」を極めたポケットサイズAPS-Cストリート機

Leica Q3

60MPフルサイズ+28mm F1.7の「圧倒的画質と所有感のラグジュアリー機」

FUJIFILM X-E5

40MP+IBISを備える「レンズ交換できる“実質X100VI” 的な小型Xマウントボディ」

Sony RX1R III

61MPフルサイズ+35mm F2の「超高画質だが超高額なプレミアムコンパクト」

Ricoh GR III/GR IVとの違い

Ricoh GR IIIは28mm相当、GR IIIxは40mm相当の単焦点を備えたAPS-Cコンパクトで、ポケットに入るサイズが最大の武器です。2025年に登場したGR IVは価格が約1,499ドル(234,500円)へ大幅に上がった一方で、新開発の26MPセンサーと5軸ボディ内手ブレ補正、被写体認識AFなどが加わり、性能面は大きく底上げされています。

GRシリーズの強みは機動力と「いつでもポケットに入っていること」で、X100VIよりさらにカジュアルに持ち出せます。一方で内蔵ファインダーがなく、構図は背面液晶頼みになります。長時間の撮影や晴天下での視認性では、X100VIのハイブリッドファインダーに分があります。画質面ではどちらも非常に優秀で、X100VIは40MPの解像力、GRは28mm/40mmの画角とGRらしいパンチのある描写が魅力です。より「写真するぞ」というモードに入りやすいのはX100VI、生活に溶け込ませやすいのはGR、といった棲み分けになるでしょう。

実際にThe VergeはX100VIとGR IIIxを比較する実機レビューの中で、「作例だけ見れば両者の差はほとんど分からないが、撮り手の体験はまったく別物だ」と強調しています。GRを“ステルス”、X100VIを“スタイル”のカメラと呼び分け、「目立たずポケットから素早く取り出して撮るならGR、有機ELファインダーとダイヤルをじっくり触りながら撮るならX100VI」という棲み分けとまとています。どちらが優れているというより、自分が“どう撮りたいか”で選ぶべき2台という位置づけです。

Leica Q3・Sony RX1R IIIとの違い

Leica Q3は60MPフルサイズセンサーと28mm F1.7のSummiluxレンズを組み合わせたモデルで、価格は80万円前後とX100VIの3倍クラスです。フルサイズならではのボケ量と高感度性能があり、クロップで35mm・50mm相当まで実用画質を確保できますが、サイズ・重量ともにワンランク上です。

2025年に登場したSony RX1R IIIは、61MPフルサイズ+35mm F2という構成で、まさに「フルサイズ版X100VI」とも言える立ち位置です。価格は約5,000ドルと超高額で、バッテリー持ちや2.36MドットEVF、手ブレ補正非搭載といった弱点も指摘されています。

これらと比べると、X100VIはセンサーサイズ面では不利ながら、価格と携帯性のバランスが良く、フィルムシミュレーションによる色作りという強みもあります。「フルサイズの凄み」より「日々持ち歩ける気軽さ」を重視するなら、X100VIの方が現実的な選択になりやすいでしょう。

FUJIFILM X-E5・X-T5との比較

FUJIFILM X-E5は2025年登場の小型ミラーレスで、X100VIと同じ40.2MPセンサーとIBISを搭載しつつレンズ交換が可能なボディです。同時発表のXF 23mm F2.8と組み合わせると、「レンズ交換できるX100VI」的な立ち位置になります。

X-T5はより本格派向けのボディで、防塵防滴やデュアルカードスロットなどシステムカメラらしい安心感があります。サイズやレンズ次第では荷物が増えますが、望遠やマクロなど様々なジャンルを深掘りしたいならX-T5が有利です。

The VergeはX-E5を「40MPセンサーとIBISを備えた、X100VIときわめて近い中身を持つ交換レンズ式ボディ」と紹介しています。さらに、X100シリーズと同じ23mm相当の新レンズとのキットも用意され、“レンズ交換できるX100VI的ポジション”として打ち出されています。X100VIの見た目と単焦点コンセプトは好きだけれど、いずれ望遠やマクロも試したいという人にとって、X-E5キットは現実的な落としどころに。

まとめると「一台完結で、レンズ選びに悩まず撮りたい」ならX100VI、「色々なレンズ遊びもしたい」ならX-E5やX-T5という分け方が、一つの分かりやすい基準になるでしょう。

市場動向と入手性:価格改定・プレミア化とどう付き合うか

最後に、X100VIを語るうえで外せないのが、市場での人気と価格動向です。X100V同様、X100VIも発売直後から品薄とプレミア価格に悩まされてきました。2025年には大幅な値上げもあり、買いどきの見極めは以前より難しくなっています。

発売当初から続く品薄と抽選販売

発表直後から世界中で予約が殺到し、多くの国・地域で入荷待ちが続きました。The Vergeも「通常モデルですら手に入れるのが難しい」と報じており、日本でも量販店が抽選販売を行う状況がしばらく続きました。2025年時点でも多くの国や販売店で在庫不足が続いており、タイミングによっては数カ月単位の待ちが発生しています。

2025年の価格改定と為替の影響

2025年には米国を中心に大きな価格改定が行われ、X100VIは1,599ドル(約250,000円)から1,799ドル(約281,000円)へ値上げされました。これは主に関税強化への対応とされており、同時にX-T5やGFX100 IIなども値上げされています。

日本市場でも為替と海外価格の影響も受け、店頭価格もじわじわと上昇傾向で、281,600円(税込)でメーカー販売がされています。いわゆる「底値」はすでに過ぎたと見る向きもあり、今後大きく値下がりすることを前提に待つのは現実的ではないかもしれません。

その一方で、LeicaやSonyのプレミアムコンパクトがさらに高額化しているため、「相対的にはまだ現実的な価格帯」と見ることもできます。RX1R IIIの約5,000ドル前後という価格と比べると、X100VIはかなり落ち着いた設定です。

中古市場と賢い買い方

中古市場ではX100Vが依然として高値を維持していることもあり、X100VI中古も定価前後〜やや高めの水準で出回るケースが目立ちます。発売から日が浅い個体が多く、状態は概ね良好ですが、人気ゆえに回転は早めです。

狙い目なのは保証付きの中古良品や、展示品クラスのアウトレットです。新品との差額が小さい場合は保証重視で新品を、差額が大きければ中古を選ぶ、といった基準を持っておくと判断しやすくなります。

いずれにしても「いつかは欲しい」と思っているなら、価格動向を追い続けて迷うより、使える期間を長く取る方が満足度は高くなりがちです。X100VIは時間をかけて付き合うほど味が出るカメラなので、長期戦前提で検討してみてください。

Fujifilm X100VIのレビューまとめ

X100VIは40MPセンサーとIBIS、被写体認識AFなど現代的な性能を備えながら、ハイブリッドファインダーとダイヤル操作というクラシックな楽しさを徹底的に追求した一台です。ズームもレンズ交換もできない代わりに、「35mm単焦点で世界を見る」という体験をとことん磨き上げています。Ricoh GRシリーズやLeica Q3、Sony RX1R III、さらにはX-E5やX-T5と比べても、X100VIには「一台完結の世界観」という他にはない強みがあります。


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X100V
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クラシックな外観と素直な色づくりで、街歩きやカフェの何気ない瞬間を上質に切り取れる一体型カメラ。自然なボケと豊かな階調が、人物やスナップの空気感を気持ちよく描きます。ファインダーを覗いても背面で構えてもバランスよく扱え、ダイヤル中心の直感操作と堅実なAFで思い立ったらすぐ撮影。旅の相棒として毎日持ち出したくなる存在。肌の色も風景の緑も自然にまとまり、室内の明かりや夕景の雰囲気をそのまま届けます。最短側の寄りにも強く、テーブルフォトや小物撮影も軽快。シャッター音も控えめで、被写体との距離を保ちながら静かに撮れます。
X100VI
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洗練された描写と軽快な携行性を両立した一体型モデル。すばやいAFと迷いの少ない追従で、街角の出会いや家族の表情を逃さず捉えます。色のりは爽やかで、透明感のある階調が光を美しく整理。手ブレに配慮した設計で歩き撮りも安心。ダイヤル操作は気持ちよく、最短側の寄りにも強く、料理や小物の質感も丁寧。ファインダーと背面の切り替えもスムーズで構図づくりに集中できます。日常から旅先まで、軽やかな歩留まりで作品づくりを後押しします。肌の色も風景の陰影も穏やかにまとまり、撮って出しの仕上がりで共有までが速い。静かなシャッターで周囲に配慮しながら、余裕あるテンポで撮影を楽しめます。

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