
【2026年版】OM-D E-M10 Mark IVのレビュー比較まとめ 軽量ボディと5軸手ブレ補正の実力を検証





OM-D E-M10 Mark IVは、約383gの軽量ボディに20MPセンサー、5軸ボディ内手ブレ補正、4K/30p動画、180度チルトダウン式タッチモニター、USB充電を備えた小型ミラーレスです。旅行・家族写真・街歩きのような手持ち中心の撮影に向いている一方で、動体追従AFや音声収録まで重視する本格的な動画制作には割り切りもあります。この記事では海外レビューと公式仕様をもとに、ボディ単体の実力からEZダブルズームキットでの使い勝手まで、向き不向きと選び方を具体的に掘り下げます。
この記事のサマリー

OM-D E-M10 Mark IV ボディは、約383gの軽量ボディに20.3MPセンサー、5軸ボディ内手ブレ補正、4K/30p動画を備えた、旅行・街歩き・家族写真向きの小型ミラーレスです

携帯性や手ブレ補正の強さは高く評価されており、静止した被写体の夜景・室内スナップ・手持ち動画では、軽さ以上の撮りやすさを感じやすいモデルです

AFは121点コントラスト方式のため、スポーツ・野鳥・走る子どもなど、距離が大きく変わる動体を追い続ける撮影には向き不向きがあります

動画は4K/30pやHDハイスピード120fpsに対応しますが、マイク端子・ヘッドフォン端子がないため、音声重視のVlogや商品レビューでは別録りなどの工夫が必要です

EZダブルズームキットは軽さと焦点域の広さが魅力で、旅行や家族イベントの入口として使いやすい一方、暗さ・大きなボケ・動体撮影の限界を理解して選ぶと失敗しにくくなります
OM-D E-M10 Mark IVのレビュー要点

(Via:Digital Camera World)
エントリー機らしい分かりやすさと、OM-Dらしい撮影機能の豊富さを両立しているのがE-M10 Mark IVの特徴です。幅広い撮影ジャンルに対応できますが、AF方式や端子類など上位機とは異なる部分もあります。ここでは購入前に迷いやすいポイントを、向いている人・合わない人に分けて整理します。
おすすめな人
旅行や街歩きで、カメラを構えた瞬間に素早く撮れて失敗を減らしたい人と相性がいいです。たとえば夕方の商店街や室内カフェのように光量が落ちる場面でも、5軸手ブレ補正が効くぶん、被写体が静止していればシャッター速度を少し下げてISOを抑えやすくなります。自撮りや簡単なVlogも、180度チルトダウンモニターと手ブレ補正の組み合わせで扱いやすく、荷物を軽くしたい人ほど恩恵を感じやすいでしょう。
不向きな人
走る子どもや屋内スポーツ、鳥や犬のように被写体距離が頻繁に変わる撮影を主目的にするなら、コントラストAF主体の挙動が気になる場面があります。連写自体は速いものの、AF-Cで追い続ける撮影では歩留まりが安定しにくい状況もあります。また動画を「作品」として作り込む人にとっては、外部マイク端子やヘッドフォン端子がない点が大きな制約です。収録音にこだわるほど、別録りや編集での同期など運用面の工夫が必要になります。雨天や砂埃が多い環境でも、防塵防滴ではない前提で慎重に考えたいところです。
要素別レビュー早見表
ここでは、E-M10 Mark IVを「軽く持ち出せる入門機・サブ機」として見たときの使いやすさを整理します。画質やAFを高級機と比べるのではなく、日常撮影や旅行でどこが便利で、どこに注意が必要かをまとめました。
要素 | 評価まとめ |
|---|---|
携帯性 | 約383gの軽さが大きな魅力。毎日持ち出しやすく、撮影機会を増やしやすいボディ |
画質(静止画) | 20MPで解像感は十分。JPEGの発色とコントラストが好みなら、撮って出しでも扱いやすい |
手ブレ補正 | 入門機としては強力。静止した被写体の暗所スナップや旅行動画で体感しやすい |
AF(静止体) | S-AFは扱いやすい。顔・瞳AFも日常用途なら頼りになる |
AF(動体) | AF-Cは条件次第。高速・不規則な動体を主目的にするなら慎重に考えたい |
動画 | 4K/30p+手ブレ補正で手持ち撮影に強いが、音声端子がないため本格制作には不利 |
操作性 | AUTO/APで入門しやすく、前後ダイヤルでステップアップもしやすい |
モニター | チルトダウン自撮りは便利だが、三脚使用時は干渉しやすい |
バッテリー・充電 | 約360枚目安+USB充電で旅行運用がしやすい。動画中心なら予備バッテリーがあると安心 |
OM-D E-M10 Mark IV の基本情報

OM-D E-M10 Mark IVは2020年に登場したE-M10シリーズ第4世代で、入門クラスながら上位機の要素も取り入れたモデルです。マイクロフォーサーズの小型レンズ群と組み合わせたときの「システム全体の軽さ」が大きな価値になり、用途が合えば現在でも扱いやすいタイプです。まずは発売状況と、押さえておきたい仕様を確認します。
発売状況とシリーズ内の立ち位置
国内発売は2020年9月18日です。発売から時間は経っていますが、E-M10系の軽量・小型路線を代表する入門機として、いまでも候補に入りやすいモデルです。20.3MP Live MOSセンサー、5軸手ブレ補正、4K動画、USB充電、Wi-Fi/Bluetooth連携などを小型ボディに収めた点が特徴。写真中心の一般用途では機能不足を感じにくい一方、AF方式や端子類は上位機と差があるため、万能機としてではなく「軽快に持ち出して撮るカメラ」と考えると選びやすいでしょう。
後継機・最新モデルとの違い
E-M10 Mark IVには、現時点でE-M10系の明確な直接後継機は案内されていません。そのため、最新モデルと比べる場合は、上位機のOM-5 Mark IIが主な比較対象になります。OM-5 Mark IIは防塵防滴やより新しい性能を重視する人向けで、動体撮影や屋外での安心感を求めるなら候補に入ります。一方、E-M10 Mark IVは軽さ・手ブレ補正・価格のバランスが魅力で、旅行や日常撮影を気軽に楽しみたい人に向いたモデルです。
主なスペック要点
E-M10 Mark IVの主な仕様を、撮影時に影響しやすいポイントに絞ってまとめました。
項目 | 値 |
|---|---|
センサー | 4/3型 Live MOS(有効約20.3MP) |
ISO | LOW(約100相当)〜25600。AUTO ISOはLOW〜6400 |
AF | 121点コントラストAF、顔/瞳検出対応 |
連写 | 電子 最高約15コマ/秒(AF-S前提)、メカ AF-S 約8.7コマ/秒、AF-C 約5コマ/秒 |
動画 | 4K(3840×2160)最大30p、FHD最大60p、HD最大60p。HDハイスピード動画で120fps対応 |
手ブレ補正 | 5軸ボディ内手ブレ補正(最大4.5段分) |
EVF | 0.39型 約236万ドット OLED、約0.62倍 |
モニター | 3.0型 チルト(上80度/下180度)タッチ、約103.7万ドット |
メディア | SD(UHS-II対応)シングルスロット |
バッテリー | BLS-50、CIPA約360枚(LCD使用時目安)、USB本体内充電 |
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OM-D E-M10 Mark IVのデザインと操作性のレビュー
見た目はOM-Dらしいクラシカルなデザインですが、Mark IVではグリップが深くなり、軽量ボディでも構えやすくなっています。AUTOやAP(Advanced Photo)で迷いにくい導線がありつつ、前後ダイヤルで露出操作もしやすいのが「入門で終わらない」ポイントです。小型ボディならではの癖もあるので、持ち方と操作の相性を具体的に見ていきます。
軽さとグリップ形状が効く撮影シーン
約383gのボディは、首から下げても負担が少なく、バッグの隙間にも入れやすいサイズ感です。Digital Camera Worldはスマートでスタイリッシュ、信じられないほど軽いとレビューしており、携帯性が評価の中心にあることが分かります。散歩中のスナップ、展望台での風景、室内のテーブルフォトのように「大きな機材だと出すのが面倒」と感じる場面ほど、この軽さが効いてきます。
AUTO/APとダイヤル操作の橋渡しが上手い
モードダイヤルにはAUTO、SCN、ART、APが並び、カメラに不慣れな人でも入口が分かりやすい設計です。APはライブコンポジットやHDRなど、少し凝った撮影機能へアクセスしやすく、花火やイルミネーションで光の軌跡を重ねる表現も試しやすくなります。一方でP/A/S/Mもきちんと使えるため、露出補正や絞り優先を覚えたあとも操作体系が大きく変わりません。手の小さい人には小型ボディが扱いやすい一方、ボタンが密集して感じる場合もあるため、最初はFn割り当てを増やしすぎず、よく使う操作を厳選すると扱いやすくなります。
OM-D E-M10 Mark IVの画質レビュー

(Via:Amateur Photographer作例)
E-M10 Mark IVは20.3MPの4/3型センサーとTruePic VIIIを搭載し、16MP世代から解像感が向上しています。SNSやA4~A3程度のプリントなら十分な余裕があり、特に日中の風景や建物、料理写真では細部の描写が活きます。高感度はセンサーサイズなりの限界がありますが、手ブレ補正と組み合わせた実運用で印象が変わるカメラでもあります。
解像感と発色:撮って出し派に向く理由
Amateur Photographerは本機の絵作りを、シャープでメリハリのある方向性として評価しています。実際の使い方としても、青空や緑のコントラストを出しやすく、人物でも好みの仕上がり設定を見つければJPEG中心で気持ちよく使えます。RAW現像で大きく追い込むより、JPEGの仕上がりを見ながら撮影時に好みへ寄せていく楽しさがあるタイプです。逆に、後処理でシャドウを大きく持ち上げる編集をよく行う人は、APS-C以上の余裕が欲しくなる場面もあるでしょう。
高感度は上限より下げ方を意識すると強い
ISOはLOWから25600まで設定できますが、暗所でのノイズはセンサーサイズに応じて増えます。ここで重要なのが、手ブレ補正によりシャッター速度を少し下げられるぶん、被写体が静止している場面ではISOを必要以上に上げずに済むことです。たとえば屋内の記念撮影でも、被写体が止まっていれば「少しシャッター速度を粘ってISOを下げる」判断がしやすくなります。ただし人物や子どもが動く場面では被写体ブレが出るため、手ブレ補正だけに頼りすぎないことも大切です。画質を伸ばすコツは、高ISO性能だけを見るのではなく、補正と撮り方を組み合わせてノイズを増やしにくい露出を作ることです。
OM-D E-M10 Mark IV の手ブレ補正レビュー

E-M10 Mark IVを選ぶ理由として分かりやすいのが、5軸ボディ内手ブレ補正です。マイクロフォーサーズレンズと組み合わせて補正の恩恵を受けやすく、暗所の静止画だけでなく手持ち動画でも安定感を出しやすいのが強みです。万能ではありませんが、撮影スタイルによっては体感しやすい性能です。
静止画:手持ち夜景・室内スナップの歩留まりが上がる
DPReviewは本機のハイライトとしてボディ内手ブレ補正を挙げ、装着するマイクロフォーサーズレンズのブレを抑えられる点を評価しています。実運用では、夜の街角で看板や建物を撮る、薄暗い室内で料理を撮る、といった場面でISOを抑えやすい効果が分かりやすいでしょう。もちろん限界は撮影者の構え方や焦点距離、被写体の動きによって変わります。過信は禁物ですが、入門機でここまで粘れるのは大きなアドバンテージです。
動画:ジンバルなしでも使いやすいが設定は要調整
動画でも手ブレ補正が効くため、旅行の記録映像や家族の短いクリップなら、機材を増やさずに安定した映像を撮りやすくなります。Robin Wongは手ブレ補正の体感について、公表値4.5段分を超えるように感じる場面にも触れており、日常用途では強さを実感しやすいはずです。電子手ブレ補正を併用すると安定感は増しますが、画角が狭くなったり、歩き撮りで不自然に見えたりすることもあります。撮りたい雰囲気に合わせて、オン・オフを試しながら使うのが現実的です。
OM-D E-M10 Mark IV のAF性能と連写のレビュー
AFは121点コントラスト方式で、静止体や日常の人物撮影では扱いやすい反面、動体追従は得手不得手がはっきり出ます。連写性能だけを見ると電子15コマ/秒など魅力的ですが、実際の歩留まりを左右するのはAF-Cの追従挙動です。得意な範囲を理解して使うと、ストレスを減らしやすいカメラです。
静止体・ポートレート:S-AFと顔/瞳は扱いやすい
人物を止めて撮る、スナップで看板や料理にピントを置く、といった用途ではS-AFが扱いやすく、タッチAFとの相性も良好です。顔・瞳検出も日常用途なら頼りになり、集合写真で「顔にピントを合わせたい」という場面でも使いやすいでしょう。UHS-II対応カードも使用できるため、連写後の書き込み面でも有利です。ただし、実際の待ち時間はカード性能や撮影設定によって変わります。小さなボディでテンポよく撮り続けられることが、結果としていい表情を拾いやすくしてくれます。
動体:AF-Cは条件次第、連写は当たる状況で使う
動体になると評価は現実的に見る必要があります。DPReviewは本機を堅実なカメラとして評価しつつ、動体追従では上位機や他社APS-C機のほうが適するニュアンスを示しています。運用のコツは、被写体の動きが読みやすい場面、たとえば運動会で直線的に走る場面や、被写体距離が急変しにくい場面でAF-Cを使うことです。難しい状況ではS-AFであらかじめピント位置を決めるなど、撮り方を寄せると成功率が上がります。電子シャッター連写はローリング歪みが出る可能性もあるため、速い動きを無理に追うより、静音が必要な場面や表情の変化を細かく残したい場面で活かすと使いやすいでしょう。
OM-D E-M10 Mark IV の動画性能レビュー(4K/30pの実力と弱点)

(Via:Photography Blog)
4K/30pを手軽に撮れて、手ブレ補正で見やすい映像にしやすいのがE-M10 Mark IVの動画の魅力です。スマホより一段カメラらしい画作りや、レンズ交換による望遠表現を楽しめますが、音声入力などの拡張性には割り切りがあります。写真の延長として動画も撮りたい人には向きますが、動画を主目的にする人ほど運用上の工夫が必要です。
手持ち4Kは撮れる状況が増える
DPReviewは、簡単に高品質な4K映像を撮りたい人にとって堅実な選択肢という趣旨で本機を紹介しています。静止画用の手ブレ補正が動画でも効くことで、街角のBロールや旅先の風景を、ジンバルなしでも見やすい映像にしやすいのがポイントです。レンズ交換ができるため、たとえば35mm判換算80-300mm相当の望遠域で遠くの被写体を大きく撮るなど、スマホとは違う見せ方もできます。
音声・端子:割り切りを理解すると失敗しない
Photography Blogは、非圧縮HDMI出力などに触れつつも、マイク端子とヘッドフォン端子がない点を弱点として挙げています。内蔵マイクで十分な旅ログや家族記録なら大きな問題になりにくい一方、声をクリアに撮りたい商品レビューやインタビューでは不利に感じるでしょう。音にこだわるなら、別録りして後で同期する、環境音中心の編集に寄せるなど、運用側での割り切りが必要です。
OM-D E-M10 Mark IV モニター・EVFと接続性のレビュー
撮影体験の快適さは、画質やAFだけでなく「見え方」と「共有のしやすさ」でも変わります。E-M10 Mark IVは約236万ドットEVFとチルト式タッチモニターを備え、さらにWi-Fi/Bluetooth連携とUSB本体内充電にも対応しています。一方でMicro USB採用や、モニター構造の癖は理解しておきたいポイントです。
チルトダウン自撮りは便利、ただし三脚とは相性注意
下方向180度のチルトモニターは、自撮りやテーブル上のローアングル撮影で役立ちます。自分撮りモードのUIが出るため、難しい設定なしで構図を確認しやすいのも入門機として親切です。ただし三脚に載せるとモニターが脚や雲台に干渉しやすく、Vlog用途で三脚を常用する人は注意が必要です。EVFは大きな倍率のタイプではありませんが、屋外の逆光下でフレーミングしやすい価値は十分にあります。
スマホ転送とUSB充電:旅行の“撮ってすぐ共有”が得意
Wi-Fi/Bluetoothでスマホ連携ができ、撮影後すぐにJPEGを送って編集・投稿まで進められます。旅行記録では、撮影の熱が冷めないうちに共有できるのは大きなメリットです。Packslightは旅の文脈で軽さと運用性に触れており、このカメラが移動しながら使う道具として向いていることが分かります。USB端子はMicro USBですが本体内充電に対応するため、モバイルバッテリーを使えば旅行中の不安も減らせます。
OM-D E-M10 Mark IV EZダブルズームキット運用のレビュー

EZダブルズームキットもこの機種を検討するうえで重要なポイントです。ボディの魅力は単体でも成立しますが、14-42mm EZの収納性と40-150mmの望遠域が加わることで、旅行・家族イベントへの対応力が高まります。反面、キットレンズならではの暗さやボケ量の限界もあるため、期待値を合わせて選ぶことが満足度に直結します。
キットの強み:軽さと焦点距離カバーで撮れる場面が増える
標準ズーム+望遠ズームが揃うと、広角で風景、標準域で日常、望遠で運動会や動物園まで対応できます。マイクロフォーサーズは望遠レンズを小型にしやすく、35mm判換算で見ると手軽に望遠域を伸ばせるのが魅力です。旅行で荷物を増やしたくない人ほど、レンズ選びに悩む時間が減り、撮影そのものに集中できます。手ブレ補正がボディ側にあるため、望遠側でもまずは手持ちで試しやすい点も、初心者にはありがたいポイントです。
弱点:暗さ・ボケ・動体の3点は理解しておきたい
キットレンズは開放F値が暗めなので、室内や夜はシャッター速度を稼ぎにくくなります。手ブレ補正で背景や料理など静止した被写体は撮りやすくなりますが、人物や子どもが動くと被写体ブレは残ります。そこは照明や撮り方、ISO設定の調整が必要です。またマイクロフォーサーズは背景のボケ具合とピントが合う範囲(被写界深度)の面で、APS-Cやフルサイズより大きなボケを作りにくい傾向があります。大きなボケを重視するなら、明るい単焦点レンズの追加も検討するとよいでしょう。EZダブルズームは万能セットというより、軽さと焦点域の広さで撮影機会を増やす入口として考えると、期待とのズレが少なくなります。
OM-D E-M10 Mark IVと競合機の比較
同価格帯の候補にはAPS-C入門機も多く、センサーサイズとAF性能を取るか、手ブレ補正と携帯性を取るかで結論が変わります。ここでは代表例として、Sony α6100、Fujifilm X-T30 II、Canon EOS R100を並べ、立ち位置の違いを短く押さえたうえで、選び分けのポイントを具体化します。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
OM-D E-M10 Mark IV | 強力な5軸手ブレ補正+軽量ボディで、旅行・日常スナップの撮りやすさを重視した入門機 |
Sony α6100 | 像面位相差AFと追従性能で動体に強いAPS-C入門機。ボディ内手ブレ補正は非搭載 |
Fujifilm X-T30 II | 写真表現の色と操作体験が魅力のAPS-C機。AFも強いがボディ内手ブレ補正は非搭載 |
Canon EOS R100 | 低価格でRFマウントに入れる静止画入門機。機能は割り切りで、動画重視にはやや不向き |
Sony α6100との比較:動体AF重視はα6100 軽さと手ブレ補正重視はE-M10 Mark IV

Sony α6100は、像面位相差AFと追従性能の強さが魅力のAPS-Cミラーレスです。走る子ども、ペット、スポーツなど、被写体が動き続ける撮影ではE-M10 Mark IVより有利に感じる場面が多いでしょう。
一方で、α6100にはボディ内手ブレ補正がありません。手持ち夜景や室内スナップ、手ブレを抑えた旅行動画を気軽に撮りたいなら、5軸ボディ内手ブレ補正を搭載したE-M10 Mark IVのほうが扱いやすい場面もあります。動体AFを重視するならα6100、軽さと手ブレ補正を重視するならE-M10 Mark IVが選びやすいでしょう。
Fujifilm X-T30 IIとの比較:色づくりと操作感はX-T30 II 安定感と携帯性はE-M10 Mark IV

Fujifilm X-T30 IIは、APS-Cセンサーによる画質の余裕と、フィルムシミュレーションによる色づくりが魅力のモデルです。JPEGの雰囲気を重視し、撮って出しで作品らしい仕上がりを楽しみたい人には有力な候補になります。
ただし、X-T30 IIもボディ内手ブレ補正は非搭載です。手持ち撮影での安定感や、軽いレンズと組み合わせたシステム全体の携帯性を重視するなら、E-M10 Mark IVにも十分な魅力があります。色表現やAPS-Cの余裕を重視するならX-T30 II、旅行や日常での持ち出しやすさを重視するならE-M10 Mark IVが合いやすいでしょう。
Canon EOS R100との比較:価格重視はR100、撮影機能のバランスはE-M10 Mark IV

Canon EOS R100は、RFマウントに手頃な価格で入れる静止画向けの入門機です。Canon機らしい分かりやすい操作感があり、まずは低予算でレンズ交換式カメラを始めたい人には候補になります。
一方で、動画機能や操作性には割り切りがあり、ボディ内手ブレ補正も搭載していません。E-M10 Mark IVは発売年こそ古いものの、5軸手ブレ補正、チルト式タッチモニター、4K動画、豊富な撮影機能を備えており、旅行・街歩き・家族写真を幅広く楽しみたい人には扱いやすいモデルです。価格を最優先するならEOS R100、手ブレ補正や撮影機能のバランスを重視するならE-M10 Mark IVが向いています。
競合機と比べたE-M10 Mark IVの選びどころ
APS-C機は、高感度画質や背景ボケ、動体AFで有利になりやすい一方、E-M10 Mark IVは軽さと5軸ボディ内手ブレ補正が大きな強みです。動く被写体を追い続ける撮影よりも、旅行・街歩き・家族写真・室内スナップを気軽に楽しみたい人なら、E-M10 Mark IVのバランスは今でも魅力があります。
OM-D E-M10 Mark IVのレビュー比較まとめ
OM-D E-M10 Mark IV ボディは、軽量コンパクトなマイクロフォーサーズ機に、強力な5軸手ブレ補正と扱いやすい操作系を組み合わせた、持ち出しやすい実力派です。旅行・日常スナップ・家族写真では、ブレにくさと機動力が成功率につながり、EZダブルズームキットとの相性も良好です。一方で、動体追従AFや音声込みの動画制作には明確な限界があるため、用途がそちらに寄る人は競合APS-C機や上位機も比較したほうがよいでしょう。自分の撮影比率を思い出し、よく撮るシーンで強みが出るかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
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