太東岬

房総半島東端、標高約60mの断崖に立つ太東埼灯台は白亜の塔と芝生広場、背景の松林がシンプルながら絵になる構図を提供。日の出直後には金色の帯が海面を染め、灯台の影が伸びる瞬間を広角で捉えると印象的。春は菜の花と桜、初夏は紫陽花、秋はすすきが風に揺れ、四季の前景が立体感を演出する。冬は遠く犬吠埼や富士山まで望め、夜は回転灯と天の川のコラボが幻想的。強風で舞う波しぶきを逆光で捉えればダイナミックな瞬間を収められる。