金田海岸

アクアラインの木更津金田ICから車5分、東京湾に突き出した遠浅海岸。3〜7月の潮干狩り期間には色とりどりのテントと熊手の筋が浜を埋め、ローアングルで撮ると空と海の巨大キャンバスに人影がドット絵のように浮かぶ。干潮直後の水膜は鏡面となり夕焼けや富士山シルエットを完璧に反射。満潮に向かう時間は波紋が入り��きのある表現が可能だ。潮見表と光線を読み、熊手やアサリのバケツを前景に入れると臨場感がアップ。潮干狩りは時間制限があるので、防水バッグとレンズ交換用の簡易テントで砂対策を。夜は対岸の横浜・川崎の工場夜景が水平線に光帯を描き、干潟のリフレクションと組み合わせた幻想的な長秒撮影が楽しめる。