白子海岸

九十九里浜南端に位置する白子海岸は水平線が300度以上開け、日の出から月の出まで壮大な空の劇場を撮影できる。冬至前後には富士山頂と太陽が重なるダイヤモンド富士が狙え、初夏には浜に咲くハマヒルガオがピンクの絨毯を敷く。遠浅の砂浜は潮位差で鏡面となり、サーファーのシルエットが映り込む。夕刻には茜色の空と白砂のコントラストが際立ち、星空と漁火を重ねる長秒露光も人気。潮騒と一緒に砂紋をマクロで捉えれば抽象的な作品にも。