木曽川緑地ライン公園

木曽川緑地ライン公園は、木曽川沿いに細長く伸びる河川緑地で、堤防の桜並木や芝生、対岸の山なみ、橋梁が連続するロケーションです。春は桜と菜の花、初夏は新緑と川面のきらめき、夏はバーベキューやサイクリングを点景に入れると暮らしの匂いが加わります。秋はススキと夕焼け空、冬は川霧や朝靄が主役。広角で堤防をリードラインに川を対角線に走らせ、PLで反射を整えれば、どこまでも続く「ライン」らしい伸びやかなリバー・スケープが写せます。望遠で橋や鉄道、行き交う船だけを圧縮すると、工場地帯や街のシルエットと相まって、ドキュメンタリー色の強い一枚にもなります。