興福院庭園の撮影スポット情報
興福院庭園は、佐保山南麓の傾斜地を巧みに生かした遠州流の庭で、本堂前の客殿庭園と露地が一体となり、春日山・三笠山を借景に取り込んでいます。アカマツやツバキ、刈り込みのツツジやアセビが配された斜面の下には小さな池と水路があり、石段を登りながら視点が変わることで構図も変化します。4月のツバキ、5月のサツキが咲く時期は特に色が映え、手前に石灯籠や飛び石を入れて撮れば、奥行きと静けさを感じる一枚に。建物の軒先や障子越しに庭を切り取ると、茶席のような趣の写真が楽しめます。拝観機会は限られるものの、石畳に落ちる木漏れ日や苔むした石の陰影を探しながら、じっくりと構図を練る時間もまた贅沢な体験になります。




