法華寺庭園(名勝庭園・華楽園）

法華寺庭園は、江戸初期に作庭された国史跡・名勝庭園と、その東に広がる華楽園から成り、古都奈良らしい品のある光景が魅力です。名勝庭園では池と築山、石組が緊張感のある構図を生み、春のカキツバタや秋の紅葉がアクセントになります。華楽園は蓮池と散策路を中心に、梅や桔梗、紫陽花、花菖蒲など和洋さまざまな花が咲き、望遠で花越しに伽藍をぼかせば柔らかな一枚に。晴天だけでなく、薄曇りや雨の日も苔や石の質感が豊かに出て、しっとりとした庭園写真が楽しめます。朝夕の低い光や小雨の日を選べば、花や苔に柔らかなハイライトが入り、露出次第でしっとりとした表現にもハイキーな表現にも挑戦できます。