伯母子岳(吉野郡野迫川村平)の撮影スポット情報
奈良県十津川村と和歌山県野迫川村の境にそびえる伯母子岳は標高一三四四メートル、熊野古道小辺路のハイライトとなる日本二百名山。広い山頂からは龍神岳や護摩壇山、大峰山脈、果無山脈まで三六〇度の大展望が開け、朝夕には紀伊山地特有の柔らかな稜線が幾重にも重なる。ブナやミズナラの自然林は新緑と紅葉が美しく、残雪期は白い尾根と深い谷の陰影が写真映えする。歴史ある参詣道の石畳や古い集落跡も道中の被写体となり、山頂のパノラマと合わせてストーリー性のある山岳写真を組み立てやすい一座だ。秋には野迫川村の雲海が足元に広がり、霊場高野山と熊野を結ぶ信仰の道らしい厳かな雰囲気も写し込める。




