ウトナイ湖

国際ラムサール条約登録のウトナイ湖は渡り鳥の中継地として知られ、春と秋にはハクチョウやガンカモ類が数千羽舞い降りる。湖畔の木道からは朝日に染まる霧と鳥影が重なり、望遠で羽ばたきを切り取れば水飛沫が弧を描く。夏は睡蓮とヨシ原が湖面に柔らかな色を添え、冬は全面結氷した白い平原に群れの足跡が点描を描く。ビジターセンター展望室は高所からの俯瞰撮影に最適で、夕暮れには対岸の風車群をシルエットに朱色の空と湖面を合わせ鏡にできる。星景撮影でも光害が少なく、静けさと生命の躍動が同居する湖だ。春の残雪と青空が作るトリコロールも狙い目で、長秒で雲を流すと鏡面が抽象的な筆致へと変わる。

スポット情報

住所

〒059-1365 北海道苫小牧市植苗150-3

電話番号

0144-58-2505

営業時間

ビジターセンター9:00-17:00(湖畔は終日)

休業日

年末年始

アクセス

JR植苗駅から徒歩15分/新千歳空港から車15分

料金

無料

Webサイトhttps://www.wbsj.org/utonai

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