俳聖殿

俳聖殿は、芭蕉の旅姿をかたどった八角堂のユニークなフォルムが主役。広角で屋根のカーブと周囲の緑、空の余白を大きく取り、逆光でシルエット気味に撮ると建物の線が際立ちます。池や石灯籠を前景に入れれば画面に奥行きが生まれ、望遠で扉の意匠や銘板を寄りで撮れば“俳聖”の気配がぐっと近づきます。紅葉や雪との相性も良く、落ち着いた色温度で現像すると俳句の世界観に寄り添った一枚になります。構図に迷ったら三脚を据えてじっくり光を待ち、露出違いで数枚残しておくと後からのセレクトがぐっと楽になります。標準〜中望遠があれば建築とディテールの両方をしっかり押さえられます。