大牟田神社

大牟田神社は、まちの中心近くに鎮座する神社で、石段と社殿、そして周囲の街並みが同じフレームに入る「都市の鎮守」です。春は桜と新芽、夏は強い日差しと濃い影、秋は黄葉と祭礼の幟、冬は澄んだ空気の中で鳥居の輪郭がくっきり。24〜35mmで鳥居から拝殿までの導線と空を大きく入れ、50〜100mmで狛犬や扁額、鈴緒の揺れを寄りで切り取るとストーリーがつながります。行事の日は1/30秒前後で人の流れだけをブレさせ、社殿をしっかり止めると臨場感と神聖さが両立。雨上がりには石畳の反射が街の灯りを拾い、少しアンダーの露出がよく似合います。