慶野松原

慶野松原は淡路島西岸に広がる約2.5キロの松林と白砂青松が織り成す国の名勝。夕陽百選にも選ばれた海に沈む橙色の太陽と、黒々とした松のシルエットが作る日本画のような構図は定番ですが、満潮時には遠浅の鏡面が現れ、リフレクションを活かした幻想的な一枚を狙えます。春は潮風に揺れるハマヒルガオ、夏は海水浴の活気、秋はすすき越しの落陽、冬は澄んだ空気でカノープスを含む星景とバリエーション豊富。遊歩道の木道をリードラインに使うと遠近感が強調され、ドローンなら松林の幾何学模様も俯瞰で捉えられます。潮位を確認して訪れると撮影効率が格段に上がります。