恵比須神社

香川の恵比須神社は、瀬戸内の商いと漁の匂いが残る“街の守り神”。鳥居と小さな社殿がコンパクトにまとまり、広角で参道の直線と空を入れると爽快です。えびす像や鯛、奉納酒樽などモチーフが多いので、標準で全景→望遠で手元や表情を寄る二段撮りが効く。春は芽吹き、夏は強い日差しと影、秋は祭りの幟が色を足し、冬は澄んだ光で朱と石の輪郭がシャープ。雨上がりは石畳が黒く締まり、提灯の反射もきれい。夕方の青い時間は灯りが柔らかく浮き、手持ち高感度でしっとり撮れます。参拝者の笑顔や商売祈願の札を端に入れると、神社の“現役感”まで写し込めます。