日枝神社の大杉

日枝神社の大杉は、高山市城山の社殿前に立つ樹齢千年級の御神木で、目通り約7m、樹高約36mという堂々たる一本杉です。拝殿へ向かう参道から見上げると、柵に守られた太い幹と空へまっすぐ伸びる樹冠がフレームいっぱいに広がり、広角で迫力ある構図が決まります。雪をまとった冬や霧の朝には、背景の城山の森と溶け合う荘厳な雰囲気に。逆光で枝の輪郭を強調すれば、信仰の厚さを物語る象徴的なシルエットが写し取れます。