岡崎城

徳川家康生誕の地、岡崎城は天守の白壁と黒漆喰が乙川の水面に映える絶好のリフレクションスポット。桜まつり期間は約800本のソメイヨシノが一斉に咲き、ブルーアワーには提灯の明かりと夜桜が共演する。夏の花火大会では広角レンズで天守をシルエットに、多重露光で連続花火を重ねると華やか。秋は銀杏と紅葉、冬は霜を帯びた石垣がシブい。展望台からは岡崎の市街地を俯瞰でき、ズームで街灯りの玉ボケを作るのも楽しい。内部展示では家康公の甲冑をF2.8で背景を落として品格を演出。歴史と四季を一枚に閉じ込められる城郭公園だ。