鉢状高原のミツガシワ自生地

鉢状高原のミツガシワ自生地は、高原の湿地に白い花を咲かせるミツガシワが群生し、池塘や草地と織りなす柔らかな色のレイヤーが魅力です。木道や岸辺から俯瞰気味に狙えば、水面の映り込みと花の帯がモザイク状に並び、初夏の高原らしい爽やかな一枚に。マクロで花に寄ると、星形の花弁と繊細な突起が立体的に浮かび上がり、背景の水面やヨシ原が柔らかなボケとして働きます。風に揺れやすいので、シャッタースピードを少し速めに設定しておきたいフィールドです。早朝や夕方の斜光、霧や小雨の日など天候を変えて訪れると、高原湿地ならではの多彩な表情をコレクションできるでしょう。