中田島砂丘

遠州灘に面した延長約4kmの海浜砂丘。風紋が刻む繊細な曲線と荒波が織りなす水平線、そして夕日とともに舞うカモメのシルエットはダイナミックでありながら静寂を感じさせる。端正な稜線は俯瞰もローアングルも決まり、ドローンがなくても高低差を活かした立体的な構図が可能。5月の浜松まつり凧揚げや冬の遠州のからっ風が作るシャープな砂紋など、季節と気象条件で表情が激変するのも魅力だ。GW前後にはアカウミガメの産卵保護活動が始まり、夜間撮影は制限されるが星景と砂丘の組み合わせは一見の価値。強風時は機材に砂が入りやすいので防塵対策必須。