家康公松鎧掛松

家康公松鎧掛松は、浜松市役所西側に立つクロマツで、三方ヶ原の戦いで敗れた徳川家康が浜松城へ逃げ帰る途中、この松に鎧を掛けて休んだという伝承から名が付いた史跡です。現在は３代目ながら、石碑とともに静かに街を見守る姿が印象的。浜松城天守や市役所庁舎を背景に広角で入れれば、戦国の逸話と現代都市が同居する一枚になります。低いアングルから幹のうねり越しに空を仰ぐと、家康が鎧を預けたくなった存在感が伝わる力強いシルエットに。夕方のビルの灯りがともる時間帯も狙い目です。足元の説明板や家康像を画面端に添えると、歴史背景が自然と伝わるストーリー性のあるカットになります。