
2026年上半期リコー取引ランキング|GR IVが首位、GRの3機種で64.0%【みんなのカメラ調べ】








2026年上半期(1〜6月)にみんなのカメラで成立したリコー製品の取引を集計しました。カメラ本体はGR IV、GR IIIx、GR IIIが1〜3位を占め、3機種でリコーの全取引(カメラ本体・交換レンズ)の64.0%に達しました。TOP10には、PENTAXの一眼レフや防水コンパクトもランクインしています。各機種の順位と平均取引価格を紹介するとともに、GRシリーズの新品比率や、コンデジ全体でのリコーの取引割合を見ていきます。
この記事のサマリー

カメラ本体の1位はGR IV、2位はGR IIIx、3位はGR III。3機種でリコー全取引の64.0%を占め、上位3製品の構成比は取引上位10ブランドで最も高い

GR IVは1〜6月のすべてで月間首位となった。GR IV Monochromeは、発売月の2月に月間2位に入った

リコーは20万円以上の取引が50.8%で、取引上位10ブランドで最も高い。新品のGR IVが中心

TOP10の内訳は、GRシリーズ4機種、PENTAXの一眼レフ4機種、防水コンパクト2機種

みんなのカメラのコンデジ取引全体では、リコーが26.6%を占め、ブランド別で首位となった
本データについて
項目 | 内容 |
|---|---|
データソース | みんなのカメラのフリマ取引実績 |
データ期間 | 2026年1月1日〜2026年6月30日 |
対象 | ランキング:リコーのカメラ本体/ブランド比較:各ブランドの全取引(カメラ本体・交換レンズ) |
対象状態 | 新品・中古を問わない |
平均取引価格 | 対象期間に成立した取引価格の平均(税込)。新品・中古を合算 |
発売年 | 各モデルの国内初発売年 |
ブランドの区分 | リコーにはPENTAX製品を含む |
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
【注目ポイント】ランキングから見えた3つの発見
注目1|上位3機種はすべてGR。3機種でリコー取引の64.0%
1位のGR IV、2位のGR IIIx、3位のGR IIIで、リコーの取引全体(カメラ本体・交換レンズ)の64.0%を占めました。同じ集計を、みんなのカメラで取引の多い上位10ブランドに当てはめると、次のとおりです。
ブランド | 上位3製品が取引に占める割合 |
|---|---|
リコー | 64.0% |
パナソニック | 40.2% |
シグマ | 39.4% |
TAMRON | 37.8% |
OM SYSTEM | 35.5% |
オリンパス | 29.3% |
富士フイルム | 26.0% |
SONY | 18.8% |
Canon | 15.9% |
ニコン | 14.2% |
※各ブランドの取引数を分母とした割合です。カメラ本体と交換レンズ、新品と中古を合算しています。
リコーに次ぐパナソニックは40.2%で、リコーとは23.8ポイントの差があります。取引数で上位のCanon・ニコン・SONYは、いずれも20%未満でした。GRシリーズ全体では、リコーの全取引の69.6%を占めました。
注目2|20万円以上の取引が50.8%。GRは82.8%が新品
リコーの取引のうち、取引価格20万円以上は50.8%でした。上位10ブランドで最も高く、次に高いSONYは34.2%です。
ブランド | 20万円以上の割合 | 新品比率 |
|---|---|---|
リコー | 50.8% | 58.4% |
SONY | 34.2% | 1.9% |
Canon | 22.0% | 2.5% |
富士フイルム | 21.5% | 7.6% |
ニコン | 17.2% | 0.3% |
シグマ | 7.1% | 1.3% |
パナソニック | 5.7% | 4.6% |
オリンパス | 4.0% | 0.0% |
OM SYSTEM | 3.1% | 2.0% |
TAMRON | 0.0% | 5.4% |
※各ブランドの取引数を分母とした割合です。
新品・中古の構成も、ほかの9ブランドとは異なります。リコーの新品比率は58.4%で、ほかの9ブランドは0.0%〜7.6%でした。シリーズで分けると、GRシリーズの取引は82.8%が新品、GR以外(PENTAX製品など)は2.6%です。
リコーの20万円以上の取引は、88.2%が新品、81.9%がGR IVでした。リコーの高価格帯の取引は、新品のGR IVが中心です。
注目3|コンデジ取引の26.6%を占め、ブランド別でリコーが首位
同じ期間のみんなのカメラ全体では、リコー製品の取引数は全ブランドの3.6%でした。コンデジに限るとリコーの構成比は26.6%で、ブランド別の首位です。Canonが21.3%、ニコンが13.8%で続きました。
ブランド | コンデジ取引に占める割合 |
|---|---|
リコー | 26.6% |
Canon | 21.3% |
ニコン | 13.8% |
※2026年1〜6月のみんなのカメラにおける、全ブランドのコンデジ取引数を分母としています。新品・中古を合算しています。
リコー製品の取引を種類別に見ると、コンデジが75.6%、一眼レフが18.8%、交換レンズが5.6%でした。
月次:GR IVは6ヶ月すべてで月間首位
月 | 月間1位 | 月間2位 | GRシリーズの割合 |
|---|---|---|---|
1月 | GR IV | GR IIIx | 70.9% |
2月 | GR IV | GR IV Monochrome | 64.1% |
3月 | GR IV | GR IIIx | 92.6% |
4月 | GR IV | GR IIIx | 72.7% |
5月 | GR IV | PENTAX K-70 | 55.0% |
6月 | GR IV | GR IIIx | 69.6% |
月間首位は毎月GR IVで固定で、月間2位は、2月が発売月のGR IV Monochrome、5月がPENTAX K-70、ほかの4か月はGR IIIxでした。GRシリーズの割合は、各月のリコーの取引数を分母としたうちのGRシリーズが占める構成比です。
リコー カメラ本体 TOP10
【1位】GR IV(GR4)
有効約2574万画素のAPS-Cセンサーと、35mm判換算28mm相当・F2.8の単焦点レンズを搭載しています。GR IIIと比べ、手ブレ補正は3軸から5軸に、内蔵メモリーは約2GBから約53GBに変わりました。日常のスナップで、手ブレ補正や保存容量も重視したい方の選択肢です。
【2位】GR IIIx(GR3X)
TOP10のGRシリーズで唯一、35mm判換算40mm相当・F2.8の単焦点レンズを搭載しています。同じ位置から撮る場合、28mm相当のGR IIIより写る範囲が狭く、人物や気になった被写体を大きく捉えられます。有効約2424万画素のAPS-Cセンサーを備えています。
【3位】GR III(GR3)
2019年発売の、有効約2424万画素のAPS-Cセンサーを搭載したモデルです。35mm判換算28mm相当・F2.8の単焦点レンズを備え、街並みや人物と背景を一緒に写すスナップに適しています。平均取引価格は、同じ28mm相当の後継機GR IVを43,815円下回りました。
【4位】PENTAX K-1 Mark II ボディ
有効約3640万画素のセンサーを搭載し、TOP10で唯一のフルサイズ一眼レフです。5軸の手ブレ補正と、上下左右に角度を変えられる液晶モニターを備えています。風景や建築物を、撮影位置や構図を調整しながら撮りたい方の選択肢になります。
【5位】PENTAX K-70 ボディ
有効約2424万画素のAPS-Cセンサーに加え、防塵・防滴構造と、画面の向きを変えられるバリアングル液晶を備えています。屋外の風景や、地面に近い花などを撮影する際にも使いやすい構成です。2016年発売で、TOP10の一眼レフ4機種では平均取引価格が最も低いモデルです。
【6位】GR IV(GR4) Monochrome
有効約2574万画素のモノクローム専用APS-Cセンサーと、35mm判換算28mm相当・F2.8のレンズを搭載しています。赤色フィルターも内蔵し、青空を暗く写して白い雲との明暗差を強調するなど、白黒写真の表現を調整できます。平均取引価格は254,020円とTOP10で最も高く、通常のGR IVとの差は30,176円でした。
【7位】PENTAX K-3 Mark III ボディ
有効約2573万画素のAPS-Cセンサーを搭載した一眼レフです。視野率約100%の光学ファインダーを備え、被写体にピントを合わせ続けるAF.Cでも最高約11コマ/秒の連写に対応します。スポーツなど動く被写体を、ファインダーをのぞいて追いたい方に向く機種です。
【8位】PENTAX WG-1000
水深15mで連続1時間の水中撮影に対応する防水コンデジです。35mm判換算27〜108mm相当の光学4倍ズームを備え、風景から少し離れた被写体まで、写る範囲を変えて撮影できます。平均取引価格はTOP10で最も低く、水辺のレジャー用カメラを検討する際の選択肢になります。
【9位】PENTAX KF ボディ
2022年発売で、TOP10の一眼レフ4機種では最も新しいモデルです。有効約2424万画素のAPS-Cセンサー、防塵・防滴構造、バリアングル液晶という基本構成はK-70と共通しています。撮影後の画像確認に使う液晶は、K-70の約92.1万ドットに対して約103.7万ドットです。平均取引価格は67,218円で、K-70との差は29,103円でした。
【10位】PENTAX WG-90
水深14mで連続2時間の水中撮影に対応し、35mm判換算28〜140mm相当の光学5倍ズームを備えた防水コンデジです。WG-1000より望遠側まで撮影できるほか、最短1cmのマクロ撮影と6灯のLED照明にも対応します。花や小さな生き物を近くから撮る用途にも向きます。
リコー カメラ本体 TOP10一覧
順位 | 製品名 | タイプ | センサーサイズ | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | GR IV(GR4) | コンデジ | APS-C | 223,844円 | 2025年 |
2 | GR IIIx(GR3X) | コンデジ | APS-C | 178,887円 | 2021年 |
3 | GR III(GR3) | コンデジ | APS-C | 180,029円 | 2019年 |
4 | PENTAX K-1 Mark II ボディ | 一眼レフ | フルサイズ | 159,438円 | 2018年 |
5 | PENTAX K-70 ボディ | 一眼レフ | APS-C | 38,115円 | 2016年 |
6 | GR IV(GR4) Monochrome | コンデジ | APS-C | 254,020円 | 2026年 |
7 | PENTAX K-3 Mark III ボディ | 一眼レフ | APS-C | 195,806円 | 2021年 |
8 | PENTAX WG-1000 | コンデジ | 1/2.3型 | 21,998円 | 2024年 |
9 | PENTAX KF ボディ | 一眼レフ | APS-C | 67,218円 | 2022年 |
10 | PENTAX WG-90 | コンデジ | 1/2.3型 | 32,620円 | 2023年 |
※出典:みんなのカメラ調べ。GR IIIxはUrban Edition、GR IIIはDiary Editionを含みます。
平均取引価格は、最も高い6位のGR IV Monochromeが254,020円、最も低い8位のPENTAX WG-1000が21,998円で、約11.5倍の開きがあります。この10機種で、リコーの全取引の89.6%を占めました。
編集部コメント|平均約18万円のGR IIIとGR IIIxは、画角で選ぶ
今回の平均取引価格は、GR IIIが180,029円、GR IIIxが178,887円で、差は1,142円でした。発売年には2年の開きがありますが、平均取引価格はほぼ同じ水準です。
両機種を選び分ける際は、レンズの画角(写る範囲)に注目すると分かりやすくなります。同じ位置から撮る場合、28mm相当のGR IIIは周囲の景色まで広く入れられ、40mm相当のGR IIIxは写る範囲を絞って被写体を大きく捉えられます。街並みや人物と背景を一緒に残したい場合はGR III、人物や小物を中心に写したい場合はGR IIIxというように、普段の撮影内容を基準に選べます。
各モデルの詳細比較はこちらの記事でまとめています。
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