
26年7〜9月期コンデジ取引ランキング|GR IVが2期連続1位、SONYの1型4機種が新たにTOP10入り【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラで2026年7〜9月期に成立したコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の取引を集計しました。1位はリコー GR IV、2位はCanon IXY 650で、上位2機種は2期連続で同じ順位でした。一方、TOP10にはSONYの1型センサー機が新たに4機種入りました。平均取引価格10万円未満も、前期の4機種から6機種に増えています。
この記事のサマリー

コンデジ取引1位はリコー GR IV。4〜6月期に続く首位で、2位のIXY 650も4〜6月期と同じ順位である。

4〜6月期のTOP10圏外から入った4機種は、ZV-1、RX100 VII、ZV-1 II、ZV-1Fで、いずれもSONYの1型センサー機。TOP10のAPS-C機はGR IVの1機種になった。

TOP10の平均取引価格は39,112円〜240,363円で、約6.1倍の幅がある。10万円未満は6機種で、4〜6月期の4機種から増えた。

コンデジ全取引のブランド別割合はCanonが25.7%で最多。SONYは23.4%で、4〜6月期の13.5%から9.9ポイント上昇した。

月間1位は7月がIXY 650 m、8月がZV-1、9月がGR IVで、3か月とも異なる機種だった。
本データについて

- データソース:みんなのカメラのフリマ取引データ
- データ期間:2026年7月1日〜2026年9月30日
- 対象カテゴリ:カメラ本体のうちコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)のみ
- 集計方法:対象期間中に成立した取引数ベース。重複、キャンセル分を除外
- 平均取引価格:対象期間中の総取引金額を取引数で割った金額
- 前四半期順位:2026年4〜6月期のコンデジ取引ランキングにおける順位
- 焦点距離:メーカーが公表している35mm判換算の値
- 引用について:「みんなのカメラ調べ」と出典明記の上で引用可能
順位やブランド別割合の変化だけで、各機種・各ブランドの取引数が増えた・減ったとは判断できません。また、平均取引価格は商品状態や付属品などの違いを含むため、同じ条件の商品の価格比較や、現在の売却価格を示すものではありません。
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
2026年7〜9月期のコンデジ売買の注目ポイント

【注目1】GR IVが4〜6月期に続き1位。月間1位は3か月とも別の機種
7〜9月期のコンデジ1位は、2025年発売のリコー GR IVでした。2位のCanon IXY 650とあわせて、上位2機種は4〜6月期と同じ順位です。
月間ランキングでは、GR IVが3位→2位→1位と推移する一方、月ごとの首位は次のように入れ替わりました。
対象月 | コンデジ取引1位 | GR IVの順位 |
|---|---|---|
2026年7月 | IXY 650 m | 3位 |
2026年8月 | VLOGCAM ZV-1 | 2位 |
2026年9月 | GR IV | 1位 |
※9月はGR IVとLUMIX TZ99の取引数が同数で、総取引金額の大きいGR IVを1位としています。
3か月すべてのコンデジ月間ランキングで10位以内に入ったのは、GR IV、IXY 650、LUMIX TZ99、PowerShot V1、ZV-1の5機種です。7月の1位だったIXY 650 m(2位のIXY 650とは別の機種)は、7〜9月期では11位でした。
【注目2】新たにTOP10入りした4機種はすべてSONYの1型。TOP10のAPS-C機はGR IVのみに

4〜6月期のTOP10のうち、7〜9月期もTOP10に入ったのは6機種です。圏外から入った4機種は、5位ZV-1(4〜6月期16位)、7位RX100 VII(同23位)、9位ZV-1 II(同17位)、10位ZV-1F(同13位)で、いずれもSONYの1型センサー機でした。
一方、4〜6月期5位のX100VIは12位、8位のPowerShot G7 X Mark IIIは22位、9位のGR IIIxは16位、10位のCOOLPIX P1000は13位となり、TOP10から外れています。
センサーサイズ | 4〜6月期TOP10 | 7〜9月期TOP10 |
|---|---|---|
1/2.3型 | 5機種 | 4機種 |
1型 | 1機種 | 4機種 |
APS-C | 3機種 | 1機種 |
1.4型 | 1機種 | 1機種 |
今回のTOP10で、前四半期からの順位上昇幅が最も大きかったのはRX100 VIIの16ランクでした。ZV-1も11ランク上昇し、新たに入った4機種のうち2機種が10ランク以上順位を上げています。

【注目3】平均取引価格10万円未満が6機種。6〜9万円台に1型と高倍率ズームが並ぶ
TOP10のうち、平均取引価格が10万円未満だったのは6機種で、4〜6月期の4機種から増えました。20万円以上は、4〜6月期の2機種(GR IV・X100VI)から、GR IVの1機種になっています。
平均取引価格 | 機種数 | 該当機種 |
|---|---|---|
10万円未満 | 6機種 | IXY 650 / ZV-1F / LUMIX TZ99 / COOLPIX P950 / ZV-1 / ZV-1 II |
10万円以上20万円未満 | 3機種 | PowerShot V1 / COOLPIX P1100 / RX100 VII |
20万円以上 | 1機種 | GR IV |
平均取引価格6〜9万円台には、SONYのVLOGCAMシリーズのZV-1F・ZV-1・ZV-1 IIと、高倍率ズームのLUMIX TZ99・COOLPIX P950が並びました。近い価格帯に、1型センサーの3機種と、1/2.3型で望遠端720mm相当・2000mm相当の2機種が入っています。
TOP10で平均取引価格が最も低いのは2位のIXY 650、最も高いのは1位のGR IVで、240,363円は39,112円の約6.1倍です。
コンデジ TOP10ランキング【2026年7〜9月期】

【1位】リコー GR IV(GR4)
28mm相当・F2.8の単焦点レンズとAPS-Cセンサーを搭載したモデルです。同じGRシリーズのGR III(2019年発売)は14位でした。
【2位】Canon IXY 650 ブラック
25-300mm相当の光学12倍ズームと1/2.3型センサーを搭載し、2016年発売とTOP10で最も発売年の古い機種です。
【3位】パナソニック LUMIX TZ99(DC-TZ99) ブラック
24-720mm相当の光学30倍ズームと1/2.3型センサーを搭載しています。TOP10の1/2.3型4機種では、望遠端がIXY 650より長く、ニコンの2機種より短い位置にあります。
【4位】Canon PowerShot V1
1.4型センサーに16-50mm相当のズームを組み合わせたモデルで、1.4型はTOP10でこの機種だけです。広角端の16mm相当も、TOP10のズーム8機種で最も広い値です。
【5位】SONY VLOGCAM ZV-1 ブラック
1型センサーに24-70mm相当・f1.8-2.8のズームを搭載した、SONYのVLOGCAMシリーズの機種です。後継の9位ZV-1 IIは18-50mm相当・f1.8-4で、広角端は6mm広く、望遠端は20mm短くなっています。
【6位】ニコン COOLPIX P1100
1/2.3型センサーに24-3000mm相当のズームを備え、望遠端はTOP10で最も長くなっています。8位のCOOLPIX P950も同じ1/2.3型で、望遠端は2000mm相当です。平均取引価格はP950より30,203円高い結果でした。
【7位】SONY サイバーショット RX100 VII(DSC-RX100M7)
1型センサーに24-200mm相当・f2.8-4.5のズームを搭載し、望遠端はTOP10の1型4機種で最も長い200mm相当です。同じRX100シリーズでは、2012年発売の初代RX100が19位に入っています。
【8位】ニコン COOLPIX P950
24-2000mm相当のズームと1/2.3型センサーを搭載した、2020年発売のモデルです。同じCOOLPIXの超望遠機では、24-3000mm相当のP1000(2018年発売)が13位でした。
【9位】SONY VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2) ブラック
1型センサーに18-50mm相当・f1.8-4のズームを備え、2023年発売とTOP10のSONYの4機種で最も新しいモデルです。広角端の18mm相当は、TOP10のズームではPowerShot V1の16mm相当に次ぐ広さです。
【10位】SONY VLOGCAM ZV-1F ブラック
20mm相当・f2の単焦点レンズと1型センサーを組み合わせたモデルです。TOP10に入ったVLOGCAMの3機種では、唯一の単焦点です。
コンデジ TOP10一覧【2026年7〜9月期】
順位 | 製品名 | ブランド | センサーサイズ | 焦点距離(35mm判換算) | 平均取引価格 | 発売年 | 前四半期順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | GR IV(GR4) | リコー | APS-C | 28mm | 240,363円 | 2025年 | 1位 |
2 | IXY 650 ブラック | Canon | 1/2.3型 | 25-300mm | 39,112円 | 2016年 | 2位 |
3 | LUMIX TZ99(DC-TZ99) ブラック | パナソニック | 1/2.3型 | 24-720mm | 68,876円 | 2025年 | 7位 |
4 | PowerShot V1 | Canon | 1.4型 | 16-50mm | 106,389円 | 2025年 | 3位 |
5 | VLOGCAM ZV-1 ブラック | SONY | 1型 | 24-70mm | 85,805円 | 2020年 | 16位 |
6 | COOLPIX P1100 | ニコン | 1/2.3型 | 24-3000mm | 114,409円 | 2025年 | 6位 |
7 | サイバーショット RX100 VII(DSC-RX100M7) | SONY | 1型 | 24-200mm | 163,154円 | 2019年 | 23位 |
8 | COOLPIX P950 | ニコン | 1/2.3型 | 24-2000mm | 84,206円 | 2020年 | 4位 |
9 | VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2) ブラック | SONY | 1型 | 18-50mm | 92,830円 | 2023年 | 17位 |
10 | VLOGCAM ZV-1F ブラック | SONY | 1型 | 20mm | 61,377円 | 2022年 | 13位 |
※取引数が同数の場合は、総取引金額の大きい順に掲載しています。
コンデジ取引ランキング 11〜20位【2026年7〜9月期】
11〜20位にも、価格帯の異なる機種が並びました。12位のX100VI(267,284円)と18位のGFX100RF(562,679円)は、TOP10で最も高いGR IVの平均取引価格を上回っています。一方、15位のPowerShot V10は33,547円で、TOP10で最も低いIXY 650の39,112円を下回りました。
順位 | 製品名 | ブランド | センサーサイズ | 平均取引価格 | 発売年 | 前四半期順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
11 | IXY 650 m ブラック | Canon | 1/2.3型 | 40,029円 | 2025年 | 12位 |
12 | X100VI ブラック | 富士フイルム | APS-C | 267,284円 | 2024年 | 5位 |
13 | COOLPIX P1000 | ニコン | 1/2.3型 | 105,488円 | 2018年 | 10位 |
14 | GR III(GR3) ブラック | リコー | APS-C | 212,514円 | 2019年 | 20位 |
15 | PowerShot V10 ブラック | Canon | 1型 | 33,547円 | 2023年 | 25位 |
16 | GR IIIx(GR3X) ブラック | リコー | APS-C | 207,796円 | 2021年 | 9位 |
17 | COOLPIX A900 ブラック | ニコン | 1/2.3型 | 62,110円 | 2016年 | 24位 |
18 | GFX100RF ブラック | 富士フイルム | ラージフォーマット | 562,679円 | 2025年 | 21位 |
19 | サイバーショット RX100(DSC-RX100) | SONY | 1型 | 55,071円 | 2012年 | 11位 |
20 | Tough TG-7 ブラック | OM SYSTEM | 1/2.3型 | 51,368円 | 2023年 | 19位 |
ブランド別の取引割合:Canonが25.7%で最多、SONYは9.9ポイント上昇

2026年7〜9月期のコンデジの全取引数に占めるブランド別の割合を、4〜6月期と比較しました。
ブランド | 7〜9月期の割合 | 4〜6月期の割合 | 7〜9月期TOP10の機種数 |
|---|---|---|---|
Canon | 25.7% | 28.2% | 2機種 |
SONY | 23.4% | 13.5% | 4機種 |
ニコン | 16.6% | 16.5% | 2機種 |
リコー | 14.6% | 20.4% | 1機種 |
パナソニック | 8.1% | 5.0% | 1機種 |
富士フイルム | 7.1% | 9.4% | 0機種 |
ライカ | 2.0% | 1.1% | 0機種 |
OM SYSTEM | 1.5% | 1.6% | 0機種 |
コダック | 1.0% | 3.9% | 0機種 |
シグマ | ― | 0.2% | 0機種 |
SONYはブランド別順位でも4位から2位へ上がりました。Canonとの取引割合の差は、4〜6月期の14.7ポイントから7〜9月期の2.3ポイントへ縮まっています。一方、リコーは20.4%から14.6%となり、2位から4位に変わりました。
TOP10がコンデジ全取引に占める割合は62.7%で、4〜6月期の62.6%とほぼ同じでした。
本記事の主なデータポイント(引用用)

以下は、みんなのカメラで2026年7月1日〜9月30日に成立したコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の取引に基づくデータです。記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
コンデジ取引1位 | リコー GR IV。平均取引価格240,363円、2025年発売、APS-C。4〜6月期に続く1位 |
TOP10の入れ替わり | 4〜6月期から4機種が入れ替わり。新たに入ったZV-1、RX100 VII、ZV-1 II、ZV-1FはいずれもSONYの1型センサー機 |
センサーサイズ | 1/2.3型4機種、1型4機種、APS-C 1機種、1.4型1機種 |
平均取引価格の幅 | 最低は2位IXY 650の39,112円、最高は1位GR IVの240,363円。約6.1倍 |
平均取引価格10万円未満 | 6機種(4〜6月期は4機種) |
ブランド別の割合 | コンデジ全取引の取引数ベースで、Canon 25.7%、SONY 23.4%、ニコン 16.6%。SONYは4〜6月期から9.9ポイント上昇 |
月間1位 | 7月はIXY 650 m、8月はZV-1、9月はGR IV |
編集部コメント
TOP10のうち、2025年発売の機種は4機種、2023年以前の発売は6機種でした。発売年が新しいモデルだけでなく、2016年発売のIXY 650や2019年発売のRX100 VIIも上位に入っています。コンデジを探す際は、発売年だけにとらわれず、過去のモデルも含めて比較する価値があります。
候補を絞るときは、「持ち歩きやすさ」「必要なズーム範囲」「写真と動画のどちらを重視するか」を確認してみてください。センサーサイズや順位だけでなく、使いたい場面に合う機能と平均取引価格を見比べると、自分に合った1台を選びやすくなります。
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