
2026年上半期SONY取引ランキング 本体TOP10に新旧3組が同居【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラで2026年上半期(1〜6月)に成立したSONY製品の取引を集計しました。カメラ本体の首位はα7 IV、交換レンズの首位はFE 20-70mm F4 Gです。本体TOP10にはα7 IIIとα7 IVなど新旧3組が入り、2〜4位は平均取引価格10万円未満のAPS-C機でした。レンズTOP10はすべてGレンズまたはG Masterで、標準ズームから超望遠、マクロまで入っています。
この記事のサマリー

本体の首位は α7 IV(平均取引価格207,278円)、交換レンズの首位は FE 20-70mm F4 G(121,543円)

本体TOP10には新旧3組がランクイン。α7 IV は α7 III より上位、ZV-E10 と α1 はそれぞれの後継機より上位

本体2〜4位は平均取引価格10万円未満のAPS-C機。約74万円の α1 II も10位に入り、幅広い価格帯の製品が並ぶ

レンズTOP10はGレンズ6本・G Master4本。標準ズーム3本、望遠・超望遠ズーム5本、単焦点2本という構成
本データについて

項目 | 内容 |
|---|---|
データソース | みんなのカメラのフリマ取引実績 |
データ期間 | 2026年1月1日〜2026年6月30日 |
対象 | SONYのカメラ本体、SONYの交換レンズ |
対象状態 | 新品・中古を問わない |
平均取引価格 | 対象期間に成立した取引価格の平均(税込) |
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
【注目ポイント】ランキングから見えた3つの発見

注目1|新旧3組がTOP10入り。平均取引価格の差は約3.8万〜32.8万円
本体TOP10には、α7 IIIとα7 IV、ZV-E10とZV-E10 II、α1とα1 IIの3組が入りました。後継機の登場後も、旧モデルが取引上位に入っている点が特徴です。
組み合わせ | 旧モデルの順位・平均取引価格 | 後継モデルの順位・平均取引価格 | 平均取引価格の差 |
|---|---|---|---|
α7 III/α7 IV | α7 III:7位・137,149円 | α7 IV:1位・207,278円 | 70,129円 |
ZV-E10/ZV-E10 II | ZV-E10:2位・58,515円 | ZV-E10 II:4位・96,961円 | 38,446円 |
α1/α1 II | α1:9位・407,486円 | α1 II:10位・735,984円 | 328,498円 |
※価格差は、後継モデルの平均取引価格から旧モデルの平均取引価格を引いたものです。同じ状態の個体同士を比較した差額や、買い替え時の実質負担額ではありません。
順位の並びはシリーズごとに異なります。α7 IVはα7 IIIを上回りましたが、ZV-E10とα1はそれぞれ後継機より上位でした。

注目2|2〜4位は10万円未満のAPS-C機。約74万円のα1 IIもランクイン
本体2〜4位には、ZV-E10、α6400、ZV-E10 IIのAPS-C機が並びました。平均取引価格はいずれも10万円未満で、ZV-E10が58,515円、α6400が76,413円、ZV-E10 IIが96,961円です。
一方、TOP10には平均取引価格30万円以上のα7R V、α1、α1 IIも入りました。α1 IIは735,984円で、取引数では10位でした。今回の上位には、10万円未満の機種から高価格帯のフラッグシップまでが並んでいます。
α1 IIの国内発売日は2024年12月13日で、本体TOP10のなかでは発売時期が最も新しい機種です。同じ2024年発売のZV-E10 IIは8月2日発売のため、発売年だけでなく発売時期まで見ると違いが分かります。
注目3|レンズTOP10はすべてG・GM。標準ズーム3本と望遠ズーム5本が入る
交換レンズTOP10は、Gレンズ6本とG Master4本で構成されています。タイプ別ではズームが8本、単焦点が2本でした。
標準ズームは、1位のFE 20-70mm F4 G、2位のFE 24-70mm F2.8 GM II、4位のFE 24-105mm F4 G OSSの3本です。広角側の広さ、開放F値の明るさ、望遠側の長さという、比較しやすい違いを持つ製品が上位に並びました。
残るズーム5本は、70-200mmの2本と、200-600mm、100-400mm、70-350mmの望遠・超望遠ズームです。単焦点では、FE 50mm F1.4 GMとFE 90mm F2.8 Macro G OSSが入りました。
SONY カメラ本体 TOP10

【1位】α7 IV ILCE-7M4 ボディ
2021年発売のフルサイズミラーレスが首位になりました。同じα7シリーズでは前世代のα7 IIIも7位に入っており、2世代がともにTOP10に並んでいます。
【2位】VLOGCAM ZV-E10 ボディ
TOP10で平均取引価格が最も低い製品です。後継のZV-E10 IIが4位に入っており、こちらは旧モデルにあたります。
【3位】α6400 ILCE-6400 ボディ
APS-Cセンサーを搭載したミラーレスです。同じAPS-Cでは6位のα6700も入っており、TOP10でAPS-C機は4製品でした。
【4位】VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2) ボディ
2位のZV-E10の後継にあたります。TOP10では、α1 IIと並んで発売年が最も新しい2024年の製品です。
【5位】α7C II ILCE-7CM2 ボディ
小型のボディにフルサイズセンサーを収めた、TOP10では唯一のα7Cシリーズです。同じフルサイズのα7 IVが首位にいるなか、コンパクト型として5位に入りました。
【6位】α6700 ILCE-6700 ボディ
有効約2600万画素のAPS-Cセンサーと、人物や鳥などを認識するAF、5軸ボディ内手ブレ補正を搭載しています。3位のα6400は有効約2420万画素で、ボディ内手ブレ補正はありません。
【7位】α7 III ILCE-7M3 ボディ
2018年発売で、TOP10では最も発売年が古い製品です。後継のα7 IVが首位に入っており、両世代の順位は1位と7位に分かれました。
【8位】α7R V ILCE-7RM5 ボディ
有効約6100万画素のフルサイズセンサーを搭載した高画素モデルです。本体TOP10のなかでは、有効画素数が最も多い機種です。
【9位】α1 ILCE-1 ボディ
フラッグシップにあたるα1シリーズの初代です。後継のα1 IIも10位に入っており、2世代がともにTOP10に並んでいます。
【10位】α1 II ILCE-1M2 ボディ
TOP10で唯一、平均取引価格が70万円を超えた製品です。9位の初代α1とともに、フラッグシップの2世代がそろって下位に並びました。
SONY カメラ本体 TOP10一覧
順位 | 製品名 | センサーサイズ | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|
1 | α7 IV ILCE-7M4 ボディ | フルサイズ | 207,278円 | 2021年 |
2 | VLOGCAM ZV-E10 ボディ | APS-C | 58,515円 | 2021年 |
3 | α6400 ILCE-6400 ボディ | APS-C | 76,413円 | 2019年 |
4 | VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2) ボディ | APS-C | 96,961円 | 2024年 |
5 | α7C II ILCE-7CM2 ボディ | フルサイズ | 204,567円 | 2023年 |
6 | α6700 ILCE-6700 ボディ | APS-C | 157,793円 | 2023年 |
7 | α7 III ILCE-7M3 ボディ | フルサイズ | 137,149円 | 2018年 |
8 | α7R V ILCE-7RM5 ボディ | フルサイズ | 324,044円 | 2022年 |
9 | α1 ILCE-1 ボディ | フルサイズ | 407,486円 | 2021年 |
10 | α1 II ILCE-1M2 ボディ | フルサイズ | 735,984円 | 2024年 |
SONY 交換レンズ TOP10

【1位】FE 20-70mm F4 G SEL2070G
広角20mmから70mmまでをカバーするズームが首位になりました。TOP10のズーム8本のうち、広角端が最も短いレンズです。
【2位】FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2
ズーム全域で開放F2.8を使える標準ズームです。FE 20-70mm F4 Gと望遠端は同じ70mmですが、開放F値は1段明るく、広角端は24mmです。
【3位】FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2
平均取引価格はレンズTOP10で最も高い製品です。同じ70-200mmでは6位にf4のモデルも入っており、開放F値の違う2本が並びました。
【4位】FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G
24mmから105mmをカバーする標準ズームです。7位のFE 100-400mm と並び、TOP10では発売年が2017年と古い2本にあたります。
【5位】FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
望遠端600mmは、TOP10に入ったレンズのなかで最も長い焦点距離です。超望遠ズームは本レンズと7位の100-400mm、9位の70-350mmの3本が入りました。
【6位】FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2
3位のレンズと同じ70-200mmで、開放F値がf4のモデルです。TOP10では発売年が最も新しい2023年の製品にあたります。
【7位】FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM
100mmから400mmをカバーする超望遠ズームです。5位の200-600mmとは広角側の焦点距離が異なり、より短い側から使えます。
【8位】FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM
TOP10に入った単焦点2本のうちの1本で、開放f1.4はTOP10で最も明るい数字です。ズームが上位の大半を占めるなか、8位に入りました。
【9位】E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G
TOP10で唯一のAPS-C専用レンズです。ほかの9本がすべてフルサイズ対応のFEレンズであるのに対し、このレンズだけEマウントのAPS-C用にあたります。
【10位】FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G
2015年発売で、TOP10では最も発売年が古いレンズです。平均取引価格も最も低く、8位のFE 50mm F1.4 GM とともに単焦点2本のうちの1本にあたります。
SONY 交換レンズ TOP10一覧
順位 | 製品名 | タイプ | マウント | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | FE 20-70mm F4 G SEL2070G | ズーム | FE | 121,543円 | 2023年 |
2 | FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2 | ズーム | FE | 243,513円 | 2022年 |
3 | FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 | ズーム | FE | 292,327円 | 2021年 |
4 | FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G | ズーム | FE | 98,221円 | 2017年 |
5 | FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G | ズーム | FE | 217,469円 | 2019年 |
6 | FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2 | ズーム | FE | 183,251円 | 2023年 |
7 | FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM | ズーム | FE | 240,706円 | 2017年 |
8 | FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM | 単焦点 | FE | 142,436円 | 2023年 |
9 | E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G | ズーム | E | 82,175円 | 2019年 |
10 | FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G | 単焦点 | FE | 64,631円 | 2015年 |
カテゴリ・マウント別に見る

カメラ本体の区分
区分 | 取引の構成比 |
|---|---|
ミラーレス一眼 | 91.5% |
コンデジ | 8.4% |
デジタル一眼レフカメラ | 0.1% |
本体TOP10は10製品すべてがミラーレス一眼でした。コンデジが最初に現れるのは17位のサイバーショット RX100です。
交換レンズのマウントとタイプ
区分 | 取引の構成比 |
|---|---|
FE(フルサイズ対応) | 87.4% |
E(APS-C専用) | 12.6% |
ズームレンズ | 71.4% |
単焦点レンズ | 28.6% |
レンズTOP10はFEが9本、Eが1本です。Eで唯一入ったのは9位のE 70-350mm F4.5-6.3 G OSS でした。タイプ別ではズーム8本・単焦点2本で、全体の構成比より少しズームに寄っています。
みんなのカメラ全体でのSONYの位置
同じ期間の全ブランドの取引で見ると、カメラ本体はニコン27.0%・Canon 24.5%・SONY 23.0%、交換レンズはCanon 34.6%・ニコン24.7%・SONY 17.1%でした。本体とレンズのどちらでもSONYは3番目です。
本記事の主なデータポイント

項目 | 数値 |
|---|---|
集計期間 | 2026年1月1日〜6月30日(状態を問わない) |
本体の首位 | α7 IV ILCE-7M4 ボディ(207,278円・2021年発売) |
レンズの首位 | FE 20-70mm F4 G SEL2070G(121,543円・2023年発売) |
本体TOP10の新旧3組 | α7 III/α7 IV、ZV-E10/ZV-E10 II、α1/α1 II。平均取引価格の差は38,446円〜328,498円 |
本体2〜4位 | ZV-E10、α6400、ZV-E10 II(いずれもAPS-C、平均取引価格10万円未満) |
α1 II | 平均取引価格735,984円で10位。国内発売日は2024年12月13日(ZV-E10 IIは同年8月2日) |
レンズTOP10 | Gレンズ6本・G Master4本。標準ズーム3本、望遠・超望遠ズーム5本、単焦点2本 |
編集部コメント:上位の分かれ方が、本体とレンズで違う
本体TOP10は、新旧3組がそのまま6製品を占めました。残る4製品もフルサイズとAPS-Cに分かれており、上位の顔ぶれは世代とセンサーサイズで整理できます。
レンズTOP10はGレンズとG Masterだけで、グレードの上では揃っています。一方で焦点距離は20mmから600mmまで散り、標準ズーム、超望遠ズーム、マクロが同じ10本に並びました。
同じブランドの同じ期間でも、本体は世代で分かれ、レンズは細かく焦点距離で分かれています。ランキングを見るときに効く軸は、カテゴリによって違うということです。
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