自然観察の森

自然観察の森(兵庫)は、コナラやクヌギの雑木林と湿地が連なる里山フィールド。木道や観察デッキから野鳥や昆虫、季節の野草を静かに撮れます。春は芽吹き、初夏はトンボやチョウ、秋はどんぐりと紅葉、冬は霜の結晶が被写体。広角で森の奥行きを、マクロで露や苔の質感を拾い、薄曇りの日は階調が豊かに整います。観察小屋や解説板を前景に入れると物語性が増し、逆光では葉脈が透けて軽やか。野鳥撮影は静音設定と歩道からの観察が基本。早朝はさえずりと朝霧が重なり、微風の葉ぶれを1/10秒で少し残すと森の息遣いが写る。三脚は低く。