大日ケ岳(郡上市八幡町有穂)

大日ヶ岳は白山国立公園南部に位置する標高1709mの山で、両白山地の南端を締めくくる信仰の峰です。山頂には大日如来が祀られ、白山主峰と別山が並ぶ姿や、遠く北アルプスまで見渡せる大パノラマが魅力。春は残雪と芽吹き、グリーンシーズンはブナやダケカンバの新緑、夏は高原の花と入道雲、秋は紅葉とススキ、冬はスキー場から続く雪稜が被写体になります。ウイングヒルズやひるがの高原側からは、樹林帯を抜けてなだらかな山頂台地に出るまで変化に富んだ構図が楽しめ、広角で前景に笹原やリフトを入れ、望遠で白山や稜線のレイヤーを圧縮するとスケール感のある山岳写真に仕上がります。