高城山

高城山(島根)は、浜田市三隅町にある標高362mの山で、南北朝時代に三隅兼信が築いた三隅城跡が山頂一帯に広がる歴史の山です。曲輪や土塁、石積みなどの遺構が今も残り、苔むした石垣越しに山頂からの展望を入れると、山城ならではのロマンを感じる一枚になります。山頂からは日本海側の山並みや三隅の町を俯瞰でき、夕方には斜光が城跡の起伏を強調して立体感のある光景に。春には周辺の三隅公園のツツジも彩りを添え、城跡と花をセットにした季節感のある作品づくりが楽しめます。龍雲寺や渓谷と組み合わせれば、歴史と風景を一日で撮り歩けるコースです。