亀谷地湿原

亀谷地湿原は、高原状の湿原に木道が伸び、池塘と草原、周囲の森が一体となった自然豊かなフィールド。春はミズバショウやリュウキンカ、初夏は深い緑と水面の反射、秋は草紅葉と逆光のきらめきが主役になります。広角で木道をリード線に使えば奥行きのある構図に、望遠で草花や水面の模様だけを切り取れば静寂と生命感が同居するカットに。曇りや霧の日こそコントラストが柔らかく、湿原特有のしっとりした空気が写ります。長靴とレインカバーを用意すれば多少の悪天候でも安心して撮影に集中でき、季節を変えて何度も通いたくなる場所です。