石城高原

石城高原は標高352mの石城山を中心とした200〜300m台の高原地帯で、山上には古代山城跡とされる神籠石や石城神社が点在します。尾根道からは瀬戸内海と周防灘を見渡す展望が開け、岩肌と雑木林、遠くの海を広角でまとめると歴史と自然が同居する一枚に。春は新緑、秋は紅葉の山肌が神籠石の列石を柔らかく包み、逆光で撮れば石の輪郭が浮かび上がります。参道の石段や社殿の屋根を前景に重ねれば、古代から続く“海を見張る山”の物語も表現できます。史跡巡りと風景撮影を一度に楽しみたい人にぴったりのロケーションです。