尾山神社神門

尾山神社神門は、和・漢・洋の意匠が混ざる独特の三層構造が魅力で、昼と夜で表情ががらりと変わります。広角でローアングルから見上げれば、ステンドグラスと空の色を一気に取り込めますし、望遠なら窓枠や装飾金具のディテールが主役に。雨上がりは白壁と銅板、石畳がしっとり締まり、提灯の灯りも映えます。夕景のマジックアワーにはライトアップと残照が溶け合い、長秒で車の光跡を絡めれば金沢の夜景ともよく馴染みます。　三脚が使えない場面も多いので、ISOを少し上げつつ、構図を決めてから落ち着いて数カット押さえると、旅の記録と作品カットの両方が揃えやすくなります。