「命のビザ」モニュメント

「命のビザ」モニュメントは、杉原千畝の偉業を伝える記念碑として、言葉と造形を同時に撮れる被写体。面の反射が強い日は角度探しが勝負で、朝夕の斜光は文字や面の凹凸を際立たせ、曇天は反射が落ち着いて読みやすい条件になります。広角で空や森、参道を入れて“祈りの場”としてまとめ、望遠で刻まれた言葉や手触りに寄ると一気に作品寄りに。雨上がりは艶が出るので露出を控えめにし、PLでギラつきを調整するとディテールが残る。点景に人を小さく入れればスケールと物語が自然に伝わります。夕暮れは石が青く沈み、静けさが際立ちます。