下関市園芸センター／しょうぶ

下関市園芸センターの花菖蒲は、紫・白・淡桃の花が水辺に並び、梅雨どきでも画面が華やぐ撮影スポットです。木道や小橋、園路のカーブをリードラインに使うと構図が組みやすく、望遠で花の帯を圧縮すれば色面が整います。雨粒の乗った花弁はマクロで質感勝負、曇天は白飛びしにくい好条件。反射が気になる日はPLで水面を整えると花色が締まります。背景に温室のガラスや緑陰をぼかして入れれば、しっとりした季節感と“園芸らしさ”も一枚にまとまります。開園直後は踏み跡が少なく、水面も静かで映り込みが狙い目。花の高さに目線を合わせて水平に構えると、群落の広がりが素直に写ります。